2016の国内新車販売台数は500万台を切りピーク時750万台前後から、奈落の底へと向かっています。自動車メーカー各社は海外展開で業績拡大を続けていますが、国内市場はこのまま縮小を続ける見込みです。根本的原因は人口減少ですが、その他多数の原因が考えられています。
こんなとき自動車ディーラーは打つ手はないものでしょうか? 現状でははっきりと「怠慢!」と言えるでしょう。
カーディーラーの整備のセールストークを信じますか?
車好きでもあるので、50年間ほど車の整備とは向き合ってきたのですが、故障と不良品はつきものと言えます。
でも、最近のクルマの品質の向上は目覚ましいものがあります。欠陥車でリコール制度が出来た頃には、信じられない危険な故障がありましたが、現在では、危険に直面する故障は大変少なくなりました。
それでも最近では、タカタのエアバッグのリコールなどは面倒な不良品であり、訴訟が当然となる事案でした。
しかし、その危険性についても”不良品を売ってしまった”という自覚もディーラー側にはなく、「アメリカなら訴訟だよ!」と言っても聞こうとはせず、突っ張り返すのが現在のディーラーのマニュアルのようです。
関連記事:全米で訴訟ラッシュ!「殺人エアバッグ」タカタはこれでも潰れないか(週刊現代)
最近のディーラーでの整備の対応(エンジンオイルの添加剤)
最近、車検でメーカーのディーラーに行った時のエピソードです。
「エンジンオイルに添加剤はいらないよ!」と車検の時に伝えると、「これは必要なものでセットです」と譲りません。少しでもディーラーの利益率を上げるためにセットとして組んだのでしょうが、「悪徳商法」寸前です。
①「添加剤を必要とするオイルなど買うつもりはない」と言うと、「添加剤がないと・・・」と口ごもります。
②「今どきエンジンオイル自体の品質も上がり添加剤も入っているのだよ!」と告げると、「・・でも必要なんです」と頑張ります。
③「なぜ?必要なの?」と諭すように告げると、「これは決まりです」ときました。
④「社内の決まりでしょ・!」、「そうです」、「なら省きなさい」、「・・・!」。
と喧嘩になってしまうのです。
⑤「オイルはどのくらいで交換するの?」
「1年または5,000kmどちらか早い方です」」
「まだ1年で1,000kmしか走っていないけど、それでも1年で替える必要があるの・・?」
「オイルは酸化してしまうので走らなくても替えたほうが良いのです」
「1年で酸化するオイルなら、不良品でしょ・!」
「・・・使わなくても酸化するんです」
「1年で酸化してしまうオイルなど販売したら社会問題でしょ・・!」
⑥「オイル交換が遅れてエンジン内のベアリングが壊れたケースがあります」
「それは別の原因があるでしょう? 1年でオイルが酸化して劣化したとの事例ではないはずだよ」
この後は、残念ながら怒鳴り合いです。困ったもので、ウソを基本として教え込まれているようで、そうやって客に対して押し切ることが良いことであると信じ込んでいるようです。
これは「押し売り」ですね。
※参考サイト(ベストカーWEBより)
※車の説明書をちゃんと読んでみてください。国産車の場合は、10,000km~15,000kmか12ヶ月ごとの交換になっているはずです。安易なオイル業者の戦略には引っかからずに、オイルの状態を自分の目で見極めましょう。バッテリーの交換時期についても同様です。
12か月(1年)と言っているのは、15,000km以上走った時、少なくとも1年で交換しましょうということです。でもやっぱり基本は、自分でエンジンオイルの色や粘度を点検することですね。
悪徳セールスのトーク
これでは「詐欺」「公正取引違反」「表示法違反」など刑事問題寸前のやり取りです。車の整備は危険が伴うもので正確な仕事が要求されます。セールストークで済まされる・・・【市場の縮小のメカニズムと対策(4)】自動車とゴルフ➡
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