【松山英樹、世界ゴルフ選手権(WGC)優勝のクラブ】

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順メジャー・トーナメントと言われる世界ゴルフ選手権(WGC)で松山英樹が「ぶっちぎり」で優勝したことは、ゴルフファンであるならご存知のことでしょう。世界ランク6位にまで登ってきたことは、本物の証明です。石川遼のように故障しなければ、今後も活躍することは間違いのないところです。

キャロウェイと契約・?

今話題になっているのは松山英樹が今回WGC優勝したときに使っていたドライバーです。ご存知の通り、彼はダンロップの契約で永らく愛用していたスリクソンZR-30ではなく、グレート・ビックバーサを使っていたことです。

ZR-30はかなり古いクラブで、彼が2011年11月太平洋クラブ御殿場コースで、アマチュアとしてプロトーナメント・太平洋マスターズ初優勝を飾った時に使っていたものです。彼は石川遼とは違って、あまり新しいものを追いかける様子はなく、プレーも自分のゴルフを貫き通すようです。それが良い結果をもたらしているようで、「4スタンス理論ゴルフ」にあるように、世界の名手が行っていると直ぐに取り入れようとするのは間違いでしょう。「遼ちゃん」にも考えてもらいたいところです。

私もへたくそながら、永いゴルフ歴の中でクラブを次々に替えるのは間違いであると、最近は考えています。結局、昔のクラブの戻っていたりするのです。ZR-30と同じ時代のツアーステージのヘッドに、現在は戻ってしまっています。

松山選手は、シャフトはグラファイトデザイン・ツアーAD DI-8を刺しているようですが、このシャフトも発売されたのは古く、ハードヒッターに向いたシャフトです。シャフトの先端部分の挙動を抑え、方向性、玉の高さなどをそろえようとしています。

石川選手は、昔、毎年新しいシャフトにしているように見えましたが、メーカーの広告塔としてデザイン・カラーだけ新製品にしていて、ツアーADのMDを使い続けていたようです。迷い始めた様子が見えたのはツアーADのEVを刺していたりした時でした。シャフトはスイングの癖と密接に関連していますので、出来るだけ替えないほうが良いと感じます。

キャロウェイを使ったのは、石川選手に誘われたのでしょうか? 日本オープンに松山選手を誘ったのは石川選手だったようですので、何らかの動きが起きるのでしょうか・?今後の松山選手の契約メーカーに注目です。