写真出典:http://www.yonex.co.jp/golf/clubs/n1-cb-forged-iron.html
先にお伝えしたように池田勇太プロの使用するヨネックス・N1-CBフォージド・アイアンをネットで注文するとき、出来るだけ仕様を合わせるのに必要な知識を見てみましょう。
サイトは楽天市場(下記に掲載)です。
☚【池田勇太のアイアンをネットでカスタム注文(1)】アマチュアでも使えるヨネックス・N1-CBフォージド
アイアンは重心高で性格が決まる
ボールの重心は21mm程度です。昔のマッスルバックアイアンは重心高が高く(22~23mmぐらい)で、そのままレベルブローに打つと、ロフトの立っている番手では、よほどのヘッドスピードがないとボールが上がりませんでした。そのためダウンブローに入れて、ボールの下にフェースを入れこむ必要があったのでした。
つまり、アイアンの重心高が、ボールの重心高より「高いか」「低いか」でアイアンの性格が決まるのです。
「マッスルバック」とは?
マッスルバックは、周辺に重量を配分しないタイプで、キャビティバックが出現前にアイアンクラブの主流として活躍してきたものです。打感が良く、操作性が高いモデルで、フラットバックと呼ばれる場合もあります。小ぶりでスイートエリアは狭く、上級者向けといわれています。
しかし、PING(ピン:米ツアーのバッバ・ワトソンも所属)のキャビティアイアンが登場すると、重心高は低くなって20mmを切り、ダウンブローの必要性のない時代が始まったのでした。(PINGが初めてキャビティアイアンを開発したのは1961年。)現在では17mm以下の重心高のクラブもありアイアン全体が低重心となってきました。これにより、初心者でも楽にアイアンが打てるようになったのです。ヨネックス・N1-CBフォージド・アイアンも、キャビティになっています。
キャビティとは?
キャビティバックは、中央部の重量を周辺に配分しスイートエリアを広くしたアイアンで、現在のアイアンの主流となっています。周辺重量配分を強調してやさしさを追及したワイドスポットタイプや、打感や操作性に考慮したセミキャビティアイアンなど、多くのバリエーションがあります。
また、最近人気のユーティリティが楽に上がるのはヘッドの形状を見れば分る通り、低重心で深重心だからです。現代のプロも低重心クラブを愛用し、ダウンブローではなくレベルに振って極端にターフを取ることがなくなってきました。
でも逆に、ヘッドスピードの速いプロが、低重心クラブでダウンブローに打つと、飛距離がばらついて、実用にならなくなってしまいます。
ヨネックス・N1-CBフォージド・アイアンも、かなり低重心であるようですので、ダウンブローを極端に使うことは禁物です。池田勇太プロはドライバー・ヘッドスピード52m/sぐらいでしょうから、この低重心アイアンを使うのには速すぎるきらいがあります。
でももう一つは、飛距離の安定性を確保するのに、現代のボールの特性が大きく関与していることが分かります。ドライバーとウェッジの中間のヘッドスピードでは、ボールのつぶれ方はどのような状態で、低スピンになっているのか? またはスピンを利かせられるようになっているのか、データは公表されていません。知りたいところです。
↓↓↓池田勇太選手使用モデル。これはカスタム注文ではなく、NSプロ モーダス3 システム3 ツアー125( スチール)のSシャフトです。スペックを見て、自分に合うか確認しよう!
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■ロフトの指定
アイアンセットは通常5番~PWの6本セットです。4番、3番アイアンなどは単品販売となっていることが大多数です・・・・
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