【猿島カントリー俱楽部】2017年圏央道開通で便利になったゴルフ場!(2)

ゴルフ場評価

茨城県坂東市にある東急グループのゴルフ場です。猿島と書いて“さしま”と読みます。2017年2月末圏央道がつくば中央ICまで開通したことで、新しくできた坂東ICからも行きやすくなりました。さて、どんなゴルフ場なのでしょう。

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猿島カントリー俱楽部、知恵の輪サイトの見立て

予約サイトの総合評価から見えるもの

猿島カントリー倶楽部は、GDO4.5楽天GORA4.4と大変高い評価になります。その主な理由は、コースの戦略性が高く、面白いコースとなっていることと、それを楽しめるメンテナンスの良さによるようです。

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個別評価

個別(カテゴリー別)の評価ではGDOはまだ数が少なく表示していません(2017年2月現在)が、楽天GORAの評価では7,000ヤードほどあるのに距離が短いとされているのは、レギュラーティーが前に出されているからでしょう。スロープレーを避ける工夫なのでしょうか。

接客などはそこそこの評価なのですが、昼食については不評を買っています。ここに東急の管理基準が現れているのでしょう。

東急不動産の管理について

猿島カントリークラブは東急グループの管理で、基本的なメンテナンスなどはしっかりしています。一方で客応対などには基本的間違いがあり、お客様の立場に立ったサービスについては、とてもサービス業とは言えない面があります。大きな組織での基準があるのでしょうが、「役人的」と言える部分を持っています。基礎がしっかり保たれていますので、アコーディア・ゴルフのようにメンテナンスが出来ていない状態にならないことは安心でしょう。一方で、特別に客対応が良くなることも期待はできないと見えます。

ゴルフ人口の掘り起し

これからの時代、一歩踏み込んでゴルフ人口を増やしていく対策などを行うには、サービス業を勉強しなおす必要があります。

アコーディア・ゴルフが最近掲げたゴルフ人口を増やす試みについては、大いに進めなければならないのですが、お客様のライフスタイルに入り込んでいかねばなりませんので、東急不動産もこれまでの管理姿勢を見直して、お客様の都合を取り込める姿勢を勉強しなければなりません。

良いコースを用意してメンテナンスを良くしているからといって、集客できる情勢ではありません。ゴルフ市場の掘り起しは全くゴルフに関心のない人にまで、ゴルフ場側が接近していかねばなりません。営業活動としては当たり前なのですが、「殿様商売」を経験した業界では、なかなか姿勢を変えられないものです。経営者は、「売り込む姿勢とは腰を低く」すること、コンビニのように「本来のサービスとは関係のないと思えるお客様の多種の要望をかなえていく姿勢」が必要となること、などを認識できなければなりません。

営業とは「お客様のわがままを、いかにして安く、的確にかなえられるか」です。

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