【韓国サムスン電子 スマホ発火】品質管理の本質[2]

日記

サムスン電子の「ギャラクシーノート7」を販売・生産停止としたようです。

NHK NEWS WEB http://www3.nhk.or.jp/news/html/20161011/k10010725401000.htm l

☚【韓国サムスン電子 スマホ発火】品質管理の本質[1]

慶應大学の姿勢

広告学研究会なるサークルが暴走しています。刑事事件を起こしているのですが、慶応大学は「警察が捜査すべき事案」との発表です。それはそうですが、自分の大学の学生が問題を起こしたのですから、指導する立場を心得なければなりません。いつまでも「チャラオ」と言われていたサークルを野放しにしている指導者とはいったい何なのか!? 教育者として自分の教え子が問題を起こしているのです。常識的に言えば「慶応大学に教育者の資格はない」となるのですが、弁護士による法的責任の所在だけを考えた姿勢には、がっかりさせられます。これが現在の教育者の姿勢であれば、当然に社会も無責任、無管理の時代となります。

韓国サムスン電子の経営姿勢は、最も基本的な品質保証が出来ないシステムなのでしょう。民主的に多方面からの検証議論があって、責任の所在の明確なシステムのほうが、不良の確率は下がるのです。その一方でリーダー不在の東京都の例のようになる場合もあるのです。

視野を広げよ

村上ファンドの動きに対抗するには「労働組合と連携すべき」と勧めたのですが、AG社員からは「組合は面倒だ」と言った反応しかありませんでした。株主の横暴に対しては取締役は制度上無力です。法的立場で対等なのは、「団結した組合」だけです。この常識を知らない、取締役を始め幹部社員が多かったことには驚きます。さらに客観的に見るのではなく「自分の好み」でビジネスのこと、社会のことを解釈していることに驚愕しました。

私も組合は大嫌いです。でも民主的企業であるには必要な制度であり、人類の英知が詰まった社会システムなのです。その常識を大学卒業者たちが知らないことは、恐ろしさを感じます。

日常業務を追いかけているだけではなく、社会に広く目を開き、大人としての常識を身に付けなさい・!

サムスン電子の問題は、基礎は韓国社会全体の問題が広がっています。日本社会はどうなってしまったのでしょうか?