前回のWRCモンテカルロ・ラリーでも2位を獲得し、調子のいいトヨタ・ヤリス。今回の雪上を走るスウェーデンラリーでは、なんとなんと優勝してしまいました!!!
トヨタ・ヤリス、やはりマシンは上出来!?
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まず、レースではマシンの出来がいいことが条件です。昨年、マツコが「夜の巷を徘徊する」で、トヨタと競演! 時速240kmがマツコを魅了!!【画像あり】で、18年ぶりのトヨタのWRCラリー参戦が紹介されました時、マシンのトヨタ・ヤリスが紹介されたわけですが、その時マキネンは「マシンの状態がいい」と言っていたのが思い出されます。これは、番組の中のお世辞じゃなく本当だった!ということが、これで証明されましたね!
これからのトヨタの車の開発に寄与していくことでしょう。
ラトバラの素晴らしい走り
今回も10号車に乗っていたラトバラが好調で優勝しました!
「アメージングだ! 新しいチーム、新しいマシン、そして2度目のラリーで勝利したことは、驚くべきこと」と語っていて、こんなに早く優勝できたことで感動し、言葉で言い表せないと話しているそうです。
また「運転前に愛を持ってクルマに話しかけ、大切に、そのクルマを運転している」とも言っています。
運転にはもちろんドライバーの性格が出るわけで、例えば、F1レーサーのアイルトン・セナはマシンと会話?できるほどの感性を持っていたと言われています。つまり、単なる運転技術だけでなく、運転しながら車がどんな状態かということを細かく察知できていたのです。それと対照的にナイジェル・マンセルはただ速けりゃいいという走りでした。
ラトバラもやはり会話をしていて、マシンの欠点を含めた特性をうまく生かしながら、マシンの能力を最大限に引き出して運転していく技術が高いのでしょう!
とにかく、素晴らしい運転テクニック、走りでした!!
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<<2017 FIA世界ラリー選手権 第2戦終了後のマニュファクチャラーズランキング>>
1 Mスポーツワールドラリーチーム 73
2 Toyota Gazoo Racing WRT 53
3ヒュンダイ・モータースポーツ 40
4 シトロエン・トタル・アブダビ・ワールドラリーチーム26
次回WRCは、メキシコ
WRC、次の戦いは、3月9日~12日に行われる第3戦ラリー・メキシコ。
スウェーデンとは打って変わって、今度は、高い気温と高い標高との戦いとなります。高地になるので、空気中の酸素量が少ないことで、エンジンのパワーダウンを余儀なくされます。昔と違ってNAではなくターボエンジンなので、調整は楽にはなっているでしょうが、それでもロスを最小限に抑えるかがエンジニアの腕の見せ所です。
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トヨタ・ヤリスのスペック
<エンジン>
形式: 直列4 気筒直噴ターボエンジン
排気量: 1,600cc
最高出力: 380 馬力以上
最大トルク: 425Nm 以上
ボア×ストローク: 83.8mm×72.5mm
エア・リストリクター: 36mm(FIA 規定による)
<トランスミッション>
ギアボックス: 油圧式6 速シフト
駆動方式・差動装置:
4WD、機械式ディファレンシャル×2、アクティブ・センター・ディファレンシャル (トルクスプリットオプション)
クラッチ: 焼結ツインプレート・クラッチ
<シャシー/サスペンション>
フロント/リア: マクファーソン・ストラット
サスペンションストローク量: 非公開
ステアリング: 油圧式ラック&ピニオン
ブレーキ・システム:
・グラベル用: 300mm(空冷および水冷)
・ターマック用: 370mm(空冷および水冷)
<寸法および重量>
全長/全幅/全高: 4,085mm(空力パーツ込)/1,875mm/調整可能
トレッド幅: 調整可能
ホイールベース: 2,511mm
最低重量: 1,190kg
<性能>
加速性能: 非公開
最高速度: 201 kph(理論値)
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