初！全米オープンゴルフ2017の開催コース、エリンヒルズ・ゴルフコースはどんなところ？

いよいよ、2017年全米オープンが始まります！　世界ランク4位を維持する松山英樹選手、今季は海外で頑張っている谷原秀人選手、池田勇太選手、日本での過酷な予選会を勝ち抜いた宮里優作選手、小平智選手、今平周吾選手など、総勢6名が挑む、楽しみな試合です！　さて、その舞台となる「エリンヒルズ・ゴルフコース」とはどんなコースなのでしょう？

エリンヒルズ・ゴルフコースとは？
ラフの長さと、コースの広さが半端じゃない！！
今回出場する日本選手たちはどう思っているのか？
実はアマチュア選手権で経験済みの選手たち

エリンヒルズ・ゴルフコースとは？

エリンヒルズGCは、ウィスコンシン州にあるパブリックコースです。

↓↓↓「全英に似た部分もある」と池田勇太選手が語ったという、エリンヒルズ・ゴルフコース。

2006年に開場ということで、比較的新しいコース。

コースの下には、古代の氷河が時間をかけて削って堆積したモレーンという土手状の自然の地形があるそうです。そんな地形の上に造成したせいか、木々は少なくて、まるでリンクスのようなゴルフ場です。たぶん、岩盤なので木々は根を張れないのでしょうね。

コース設計は、マイケル・ハードザン、ダナ・フライ、そしてロン・ウィッテンとなっています。

使用されている芝は、フェアウェイがファインフェスキューで、ティーグラウンドとグリーンはベントとなっています。

ラフの長さと、コースの広さが半端じゃない！！

エリンヒルズ・ゴルフコースは、ラフもフェスキューということで、今回それがひざ上くらいにも長くなっているので、練習ラウンドの時、ケビン・ナやリー・ウェストウッドなどがSNSで抗議した模様です。

↓↓↓見ての通り、ケビン・ナ選手のひざ上までラフが伸び放題！！　プロでも悲鳴！

ケビン・ナが怒りの投稿全米オープンのラフは本当に酷すぎるのか？ #GDO #ゴルフ https://t.co/1pzkJsO2tZ

— GDOニュース (@GDO_news) 2017年6月13日

たしかに！　アマチュアゴルファーがこんなところでプレーは不可能。しかし、ここパブリックコースなんだけど、普段はどうしてるんでしょうね。

私事ですが、最長のラフを経験したのは夏の軽井沢。冬寒い軽井沢なので、やっと元気に伸び始めた芝を定着させたかったんでしょうね。カットする直前で、20センチくらいはあったかな。けれど、出すのに目いっぱい振って、肩を痛めた…。

↓↓↓大会直前、USGAがフェスキューを一部カットしたそう…。

USGAがフェスキューのラフを一部カットマキロイは不満顔 #GDO #ゴルフ https://t.co/1ClFGJHuKK

— GDOニュース (@GDO_news) 2017年6月15日

でも、ロリー・マキロイ選手は、「全米オープンで最も広いフェアウェイで、ラフは問題じゃない！」「そこへ打てないなら、荷物まとめて帰ってしまえ！」と言ったとか！　くーっ、厳し～い…。

それは、エリンヒルズのゴルフコース自体が日本じゃ考えられないほど壮大で、フェアウェイの幅も60ヤードはあるからです。

その壮大さで驚いたのは、すべてのバックティを使用したら、ヤーデージは8,348ydまで延長することが可能ということ！　日本のアマチュアゴルファーにとっては（プロもかな？）面食らう話なのです！！　だって、ふだん我々は実質6,000ヤード台でプレーするのがほとんどじゃないですかね。アマチュアがプレーするとき、最長でも何ヤード？

しかも、ここパブリックコースですよ！