【安倍首相の昭恵夫人は公人か?(2)】名誉職に対する認識

日記

森友学園の問題を契機にわかに首相夫人が「私人か?公人か?」で国会で審議が紛糾していますが、アメリカでエアフォースワンに同乗していた人物を、私人として扱うのはあり得ないことでしょう。公務員が補佐している人物の行動を私人とする根拠こそ示さねばなりません。国民の目から見れば公務員が補佐しているか否かで左右される問題ではなく、首相夫人には「公人」としての自覚が必要となるのが当然でありましょう。

➡【安倍首相の昭恵夫人は公人か?(1)】名誉職に対する認識

毎日新聞
http://mainichi.jp/articles/20170304/k00/00m/010/114000c
安倍首相妻
昭恵さんは公人?私人? 講演に政府職員同行
毎日新聞2017年3月3日 20時38分(最終更新 3月3日 22時59分)


北朝鮮の核ミサイル

北朝鮮の軍事的行動がどのような形で出るのか予測が出来ないことですが、中国の動きを含めて身近に戦争の危険が迫っている状態と認識すべきでしょう。ミサイル迎撃システムでは完全に防衛は出来ないのであり、現在の日本のミサイル迎撃システムの低空を担当するパック3と呼ばれるシステムの迎撃成功率は20%台であるとの情報もあり、どちらにしても4発同時の着弾に対しては打ち漏らすことが考えられるのです。つまり現実にはミサイル攻撃を受けないとの判断から、形だけの対応の姿勢を国民に見せて、お茶を濁してきたと言える状態でしょう。


今回の北朝鮮のミサイル発射実験では、液体燃料が使われたようですが、事前に予期できなかったのでしょう。移動式の現状の発射システムでも日本全土が射程内であることを強く印象付けています。つまりアメリカ軍による発射前の攻撃で阻止することもできないことを証明してしまったのでしょう。残る北朝鮮に対する抑止力としてはアメリカの核戦力による報復のみと言える状態です。少なくともアメリカがドローンによる暗殺を狙っても、報復として日本にVXガスが降ってくることを覚悟しなければならないのでしょう。

首相に関する国民の認識

このような時代に「日本を守ってくれる人」と森友学園の園児に迎えられた昭恵夫人が涙を流すようなことで良いのでしょうか? 物事を客観的に正確に把握する能力を子供達に与えるのが教育の本当の姿です。

戦争の危険が目の前にある事態の中で、全体主義に染まった広告塔として「利用された」だけでも、国民に謝罪すべき立場が、安倍首相夫妻の立場なのです。安倍首相が「逆切れする姿」は、大人の対応とは見えない「礼儀作法」を心得ない姿としか見えません。

「昭恵が名誉校長を引き受けたことで関係者の誤解を生み、ご迷惑を掛けました」と謝罪することで昭恵夫人が軽はずみな判断をしていることの再発防止策を考えるチャンスになります。思い切って公人として、スタッフが首相夫人が公私とも、お付き合いすべき相手を良く調べて、選別するシステムを構築すべきなのではないでしょうか。公人である安倍首相本人と同レベルの認識をすべき立場であることは確かです。

➡【北朝鮮ミサイル・直接の脅威】在日米軍を狙う[1]

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