【安倍首相の昭恵夫人は公人か?(1)】名誉職に対する認識

日記

森友学園の問題を契機にわかに首相夫人が「私人か?公人か?」で国会で審議が紛糾していますが、アメリカでエアフォースワンに同乗していた人物を、私人として扱うのはあり得ないことでしょう。公務員が補佐している人物の行動を私人とする根拠こそ示さねばなりません。国民の目から見れば公務員が補佐しているか否かで左右される問題ではなく、首相夫人には「公人」としての自覚が必要となるのが当然でありましょう。

毎日新聞
http://mainichi.jp/articles/20170304/k00/00m/010/114000c
安倍首相妻
昭恵さんは公人?私人? 講演に政府職員同行
毎日新聞2017年3月3日 20時38分(最終更新 3月3日 22時59分)

➡【北朝鮮ミサイル・直接の脅威】在日米軍を狙う[1]


社会制度の認識の甘さ

昭恵夫人の気持ちとして「どうしてこれほど注目されいるのか戸惑っている」との発言に対しては、社会の仕組みに対しての認識の甘さを感じます。


@daazuka2519がシェアした投稿

森友学園の幼稚園を訪れて「立派な教育方針」と感激しているのには、あきれるしかありません。幼稚園児にしつけるのは良いことでしょうが、首相夫人との立場も良く分らない園児に「日本を守ってくれる人」が首相であるなど教え込むのは問題であると認識できていないのは問題です。「教育勅語」を暗唱している園児の姿を見たとき「全体主義」がよぎらない神経を許すことはできません。太平洋戦争に突入してしまった大きな力が「全体主義」にあることの認識が持てていないようです。太平洋戦争では300万人とも800万人とも言われる日本人が死んでいるのであり、おそらくは侵略を受けた中国などの国民を含めれば数千万人の犠牲者が出ているとも考えられ、ヨーロッパ戦線の犠牲者と合わせれば人類史上最大の犠牲者を出した戦争です。

ナチス独裁政治のドイツ、イタリアと3国同盟を結んでいたのが日本であることを自覚しなければなりません。日本は天皇独裁政権であったのであり、個人を犠牲にして天皇制を誇示しようとしてきた全体主義の国でした。それが「神風特別攻撃隊」となって究極の全体主義をなしていたことを忘れたのでしょうか?

日本国の首相夫人が社会制度の認識がないのは真に不愉快です。どう見立てても首相夫人の言動は、日本の女性の中で一番影響力の強いのです。公人としての自覚がないことを恥じてしかるべき場面です。

女性の社会活動

女性が社会で活躍することは当然のことであり必要なことです。しかし昭恵夫人の社会活動の認識は「セレブ奥様のお付き合い」のレベルであり、日本国の社会に対する自分の影響力の強さに関して自覚がなさすぎます。首相夫人の肩書「ブランド」を利用したいので名誉職の話が出るのです。その影響で森友学園に入学をしようとしていた子供たちに、間接的ながら悪い影響を与えてしまった責任を自覚して謝罪すべき立場にいることを認識すべきです。

女性全体の社会的に活動することの認識がまだできていないようで、小池東京都知事が「ボランティアのデザイン」に着目して変更するような言動を、小池支持者は支持していますが、社会の中での重要度を認識して、待機児童問題を優先して解決するために行動するべきであり、小池支持者にもセレブのお付き合いの感覚を強く感じさせます。

社会全体で女性の立場をよく認識して、女性も社会的責任について自覚しないと、女性の社会進出が「女性が社会の歪みを作り出す」結果に終わってしまいます。

【安倍首相の昭恵夫人は公人か?(2)】名誉職に対する認識➡

➡【トランプ大統領の軍拡(1)】軍事費大幅増・世界の警察官は?
➡【ドナルド・トランプ大統領の「もう一つの事実」(1)
【トランプ大統領・安倍首相、日米首脳会談(5)】演技性人格障害
➡【トランプ大統領・安倍首相、日米首脳会談(1)】良く研究した日本側
➡【トランプ大統領・安倍首相、日米首脳会談(1)】ハプニングがなければ大成功?
➡【トランプ大統領、安倍首相とゴルフ会談(1)】日米関係の理解のほどは?
➡【トランプ政権の中枢、ゴールドマン・サックス(1)】短期的資金効率
➡【トランプ大統領・司法にかみつく(1)】裁判官を非難
➡【トランプ大統領・金融規制緩和に動く(1)】トランプ政権の本性・格差拡大の方向
➡【マティス国防長官・稲田防衛大臣が会談(1)】「尖閣は守る」
➡【トランプ大統領の主席戦略官・スティーブ・バノン(1)】
【トランプ大統領 入国制限・入国拒否(1)】アスペルガー症候群の自己愛性人格障害?
【トランプアメリカ大統領の政策を支持】アメリカ国民にとっての正義[1]
【トランプ・アメリカ大統領・新政権】正義・秩序・利益[1]
【天才・トランプ次期アメリカ大統領(1)】グローバル化に歯止め?
【トランプ次期大統領・利益相反問題(1)】