渋野日向子プロのゴルフスイングの研究をしてみました。4スタンス理論で言うとB2タイプが基本ですね。それに彼女らしい独特の特徴がプラスされているんですね。それを解説してみたいと思います。
全英女子OPで優勝し、海外メディアから名付けられた渋野日向子プロの愛称が“スマイリングシンデレラ”です。
↓↓↓2022年全英女子オープン(ミュアフィールド)の渋野日向子プロ。笑顔全開です‼
Three years ago at the @AIGWomensOpen, Hinako Shibuno was in the final pairing with Ashleigh Buhai.
Fast forward to this week and the two players are once again back together in the final grouping in the final round.
READ MORE ⬇️ https://t.co/TnR37CeCwq
— LPGA (@LPGA) August 7, 2022
緊張する場面でも気にすることなく笑顔を見せ続けて、一躍世界のゴルファーのアイドルとなりましたよね。見ていて気持ちの良いゴルフプレースタイルです。
いや~、見習いたいものです!
渋野日向子プロは、4スタンス理論のB2タイプです
渋野日向子プロのスイングは、4スタンス理論の4つのタイプ(A1,A2、B1,B2)のうち、B2タイプでしょう。
B2タイプのスイングは、日本人には最も多いタイプと言われており、ゴルフスイングは見てるだけで力感が感じられる力強い「男性的」なスイングです。
2022年全英女子オープンの最終日でも組み合わせが一緒だった、アシュリー・ブハイ選手のスイングと比較するとよくわかりますよね。アシュリーのスイングは、とても穏やかな柔らかいスイングです。
なので、アマチュアゴルファーも渋野プロのスイングをまねると、飛距離が伸びる可能性が高いのです。因みに、渋野日向子プロのヘッドスピードは41~43m/sのようです。
でも、渋野日向子プロのスイングを真似る前に、自分が4スタンス理論のどのタイプかを判定しておきましょう。
※楽天市場にしかリンクいきません。ご了承くださいm(__)m
では、渋野日向子プロのスイングから、4スタンス理論のB2タイプの特徴をピックアップしてみます。
そもそも、B2タイプの特徴とは?
まず、4スタンス理論のB2タイプの特徴を詳しく説明されているYouTube動画をご紹介します。(おかっちGOLFさんから拝借いたしました)
・一番の特徴が、スタンスが肩幅より広くて、アドレスした時に肘が体の前面に来ているということです。
渋野日向子プロの場合、両腕がふくよかな胸をつぶすようにして体の前にきて、肘の裏側が完全に真正面に向いていますよね。これも非常に特徴あります。(実はB2タイプの私も同じです。これがそれぞれの骨格と言うことなんでしょうね。)
・もう1つの特徴は、体重移動がある(2軸)スイングタイプです。バックスイングでは若干右足に体重がのり、トップスイングからの切り返しでは左足に体重が移っていくのが見られます。
逆に、4スタンス理論には1軸タイプのスイングもあるのですが、詳細は以下記事もご覧になり参考にしてみてください。

渋野日向子プロのスイングの特徴(B2らしい)
今度は、渋野日向子プロのスイング(正面)を紹介しているYouTube動画を見て、再確認してみましょう。(ama souさんから拝借いたしました)
どーですか?

スタンスが肩幅より広くて、アドレスした時に肘が体の前面に来ていますよね。
そして、体重移動がある(2軸)スイングタイプです。
これだけでも4スタンス理論のB2タイプであることがほぼ分かります。
さらに、サイドからのスイング動画をみると…(1940 terryishiさんから拝借)

しっかりとひざが曲がり、前傾が深いアドレスです。
スッときれいに立った感じではないのです。どっしりとお尻も座ってますね。
他にもありますが、これが4スタンス理論のB2タイプの特徴なのです。
渋野日向子プロのスイングの特徴(B2らしくない?)
でもでも、B2タイプがまねしたくてもまねできないところ、つまりB2らしくない特徴が、渋野日向子プロのスイングにはあります!
おかっちGOLFさんの言う通り、

B2タイプは、トップは高い位置にあるのですが、渋野プロは若干(いやかなり?)低いような感じです。
そしてその切り返しからがミソです。特徴です。そこからすごく低いんですよね。
↓↓↓2022年全英女子オープンの渋野日向子プロのショット。
The Smiling Cinderella is about to take the stage.
Can Hinako Shibuno close the gap today and win her second @AIGWomensOpen? 🤔🏆 pic.twitter.com/qqChWORRzz
— LPGA (@LPGA) August 7, 2022
めちゃ低いですよね~、でもそれでクラブがよく走ってるんですよ‼
2019年の全英女子オープンに優勝してからスイング改造していたそうですが、2022年のスイングと比較すると、

2022年はさらにトップが低くなってます!!!!(驚)
これが、同じB2タイプでもマネできないところです。
皆さんも、あえてまねしてみてください!
でも失敗します。練習場ではいいですが、コース本番では使わない方が良さそうです。
なぜなら、地面を打ちます。ダフリます。クラブが下りてくる軌道が低すぎるからです(>_<)
これは、渋野日向子プロの練習のたまものなんでしょうね。小学校ではソフトボール、中学校では野球と言う経験が、ゴルフに培われているのでは?と思います。
特に、ソフトボールではピッチャーをやっていたとか。ピッチャーの感覚は、ターゲットにボールを運ぶという意味でゴルフと通じるものがあるんじゃないかと思いますね。
皆さんも、もしそんな感覚があってB2タイプであれば、渋野日向子プロのスイングを真似ると飛距離が伸びるかも???しれませんよ。
ボクはもうムリです!!!
↓↓↓「みんなのゴルフダイジェスト」の記事も興味深いです!

シブコのように飛ばすなら、アッパーブロー
シブコとは、渋野日向子プロの通称です(^_-)-☆
シブコのように飛ばすなら、渋野日向子プロのスイングをまねると飛距離が伸びるでしょう。可能性は高くなります。

それは、『アッパーブロー』に打つことです。
アッパーブローの打ち方は、インパクト時ドライバーヘッドが最下点を過ぎて上昇するあたりでインパクトします。
実は この打ち方はジャンボ尾崎が発案したものです。
その後 女子プロでは採用する人が多くなり、宮里藍プロも採用していました。
↓↓↓「アッパーブロー」について詳しくは、以下をご覧ください。

アッパーブローに打つのでヘッドスピード42m/s程度の宮里藍プロが230~250ヤードのドライバー飛距離をを確保していました。
渋野プロは43m/sほどあるので この打ち方には最適でしょう。