【あ・うんのゴルフ(4スタンス理論)を解釈する(13)】パワースポット?いや「パワーライン」もタイプによって違うのがわかった!

ゴルフ・スイング理論

4スタンス理論を取り入れるにあたり、最も困ったのがグリップです。何しろ「フィンガーグリップ」が絶対と習ってきた50年間でしたので、B2タイプは「パームグリップが良い」と今さら言われると、「なんだと?!」と声を出して言ってしまったのです。

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力の入るグリップの「パワーライン」とは?

ゴルフでは、クラブを握る時のグリップも非常に重要ですよね。

ゴルフを始めたときは、クラブを握るにしても、自然に自分が握りやすいように握っていました。すると、親父から「野球じゃないんだから指で握れ!」ときつーく言われたのです。そこで、幾度も握り直し、かなりの時間を要してグリップを変えたのです。

また、アドレスではグリップを「ハンドアップに構えろ」とベン・ホーガンの「モダンゴルフ」に書いてあったことは、4スタンス理論のB2タイプとしては幸運でした。今から思えば、B1タイプであった古い友人は「あんなフェードの握りが出来るか」とハンドダウンに構えたままでしたが、それも正解でした。

ベン・ホーガンって誰?

19世紀初頭のアメリカのプロゴルファーだよ。技術もすごかったけど、「アイスマン」の別称も持ってるくらいのオーラのあるゴルファーだったんだ。筆者も読んだことがあるという、ベン・ホーガンのゴルフレッスン書をあとで紹介しておくね。

 

話は戻して…、

私も友達も二人とも、グリップをフィンガーに握ってたのは同じでした。でも、4スタンス理論ではBタイプのパワーラインは「パーム」なので、これは損したことになります。B1の友人はかなり頑固で、次第に自分の好きなようにしてしまうのですが、フィンガーに握ることだけは守りました。そのおかげでパフォーマンスが落ちたことになります。

※「パワーライン」とはグリップの「力の入るライン」のことで、4スタンス理論の各タイプでこのパワーラインが違ってくるらしいです。

 

4スタンス理論で解説しているグリップは、Aタイプはフィンガーに、Bタイプはパームで握ることが必須となっています。フィンガーと言うのは、指でひっかけるように握る感じです。パームは、掌全体で覆うように握る感じです。

Aタイプはフィンガーに、Bタイプはパームで握るグリップ。それがタイプ別の「パワーライン」ってことだね。つまり、そうやってグリップした方が力が出ると。

私はB2タイプですが、確かに、パームに握るとヘッドスピードが上がります。

またアドレスでは、A1とB2のクロスタイプはハンドアップに、A2とB1のパラレルタイプはハンドダウンに構えると、パフォーマンスが上がると説いています。

 

↓↓↓↓前述したベン・ホーガンのレッスン書をご紹介しておきます。アメリカのゴルフの歴史がすごいのが分かりますね。

 

でもさ、作り込んだグリップのクセを直すのは、大変…!

50年もゴルフをしていると、自分のタイプに合わない動作を一生懸命作り込んできています。もうクセが付いちゃってるんですね。

だから、今になってパフォーマンスを上げようと4スタンス理論に従って直すことは、逆に「気持ち良くない」のです。また努力してなじまなければなりません。

これをどう理解するべきでしょうか?

グリップとアドレスは基本の基本で、パームグリップとハンドアップ(わきを開ける)はこれから処理しなければならない課題となりました。

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とにかく、まずは、パワーラインと言われる手のひらのグリップの位置を正さねばなりません。次は、【あ・うんのゴルフ(4スタンス理論)を解釈する(14)】わきを開けるな!?➡

 

 

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