【トランプ新大統領の就任演説(7)】詐欺師のブラックリスト

トランプ・アメリカ大統領

トランプアメリカ大統領が誕生しました。その就任演説に注目していた人が多いようです。やはり予想通り、これまでの主張の範囲にとどまりました。また「三河の予言」通り、ではなく、むしろライターの介入が抑えられているのか「理想・理念」などは全くありません。このことはトランプ新大統領のこれからを危惧させる度合いが大きくなったと感じさせます。

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詐欺師のブラックリスト

自己愛性人格障害のペテン師の「一の子分」は、やはり、かなりの自己愛性人格障害で、ペテン師としてかなりの能力を持っていました。親分はこの子分を「石ころを金だと言って売ってくる」と絶賛していました。彼らにとって「騙す」ことがステータスであり「仕事の能力」なのです。

アコーディア・ゴルフの「ケチる」だけで整備費用も、設備投資もせずに利益を出し、配当している姿は「株主・会員・ゴルファーを牛耳ることで快感なのか?」と考えさせられました。「習志野カントリークラブ・キングコースをなぜこれほどまでに貶めるのか?」と疑問でありますが、中・長期的には自分に有利となるとは思われない、稼ぐことと反対の施策を打つ姿勢は、稼ぐことではなく「勝つことが目的なのか?」と思わせました。トランプ新アメリカ大統領と同質の商売としては稚拙な短期主義のアコーディア・ゴルフの言動が、何より気がかりでした。トランプ氏の商売は「不動産業」「一見さん商売」であることで成り立つやり方なのです。リピーター商売では長く続けることは難しいことです。逆ブランドの悪評判が立ってしまうからです。

「ペテン師の一の子分」と騙してきたお客さんについて話したことがありました。「これだけお客様を集めてきても8割は役に立ちませんよ!」とアドバイスすると「あんたは、その2割の人と商売しなよ、おれは8割の奴とこれからは商売する」と言い切っていました。彼にとっては他人の立場を顧みる気はなく、「だませればよい」のです。

「利用できる人たち」との認識であり、だませればよいのが「詐欺師のブラックリスト」です。

トランプ氏にとって「自分を支持してくれる」「自分が牛耳れる」のであれば良いのです。基本的人権、民主主義など、どうでも良い、いえ理解できないのが本心で、つまり客観的基準は認識できないのです。これは政治家としては危険です。国を作るのは「制度」であり、法律で制度を決めていくことですので、法律は普遍的価値が認められなければできません。個別の企業に関税を掛けるなどは制度として公平性を欠き、基準無しに立法することはしてはならないことです。

アコーディア・ゴルフに「派閥次元の言動を避けるには、人事の公平化が必要で、客観的基準を持って制度化することが必要」であると説いてきました。それは企業の根幹なのです。これを理解しない人物が、アメリカの大統領になることは、本当に危険です。

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