2019年1月、マット・クーチャーが40歳にして、ゴルフ・米男子ツアー・ソニーオープン・インハワイを制しました。昨年11月にもメキシコで優勝しているので、かなり好調なようです。これで通算9勝となります。優勝ギアを調べてみると、ブリヂストンのクラブが多いことが分かります。
プロ仕様の血をひくブリヂストンドライバー、でも「JGR」は意外にやさしかった
ブリヂストンと聞いて真っ先に思い出すのが「J’s」(ジェイズ)。今となっては古いですですが、一世風靡してました!
この「J」とはジャンボ尾崎のJです。あれは、90年代のころでしょうか。負け知らず・破竹の勢い・人気絶頂のジャンボ全盛期の時代で、契約メーカーのブリヂストンもジャンボのお墨付きをもらわないと?クラブ開発・製作はできなかった時代です。
余談ですが、当時私も「J’s」のクラブは持っておりました。しかし、アマチュアが使えるような代物ではなかったのは、当時をご存知の方はよくお分かりでしょう! (みんなこぞって購入してましたが…) だって、あのマルちゃん(丸山茂樹プロ)でさえ、ジャンボのドライバーは違和感ありありだったと言ってますから。それを、アマチュアは「これがジャンボのクラブだぞ~!」と見せびらかしながら、”ムリして”使っていたのです(^^;
で、ブリヂストンのクラブデザインは、今でも日本のプロ好みのデザインと言えるでしょう。あまり奇をてらった形状ではなく、オーソドックスな印象です。つまり、日本人的なこだわりを感じるクラブなのです。
出典:ブリヂストンゴルフ
それに対して、キャロウェイやテーラーメイドなどは形にこだわることなく、クラブの性能を目いっぱい出せるのなら、ネジでも重りでもどんどん付け足してきます。実質主義です。ゴルフクラブ1つとってみても、国民性が出ているのがとても面白い!
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それで、マット・クーチャーがソニーオープンで優勝したブリジストンの「JGR」ドライバーを見てみても、シンプルだけどそんなこだわりが見えるドライバーです。
なのに、これが扱いやすく、易しいクラブだったんですね~。それに、軽いんです!シニアゴルファーにもおすすめ!(テーラーメイド「M4」のヘッド重量200.2gに対して、187.9g。)
↓↓↓コロナのせいで試合数の少ない2020年。そのなかで、国内初開催となった男子ツアーの試合で22歳の関藤直熙プロが使用していたのが、ブリジストンツアーB JGRドライバーのプロトタイプ!!!
今季からブリヂストン契約 関藤直熙“国内初勝利”の14本#関藤直熙 #ゴルフパートナーエキシビショントーナメント(非公式) #優勝セッティングhttps://t.co/A9lOoI6gle
— GDOニュース (@GDO_news) July 11, 2020
ブリジストン「JGR」ドライバーの口コミ
ブリジストンのテクノロジーは、キャロウェイやテーラーメイドと同じ考えて作られています。フェースの反発係数は上限があるので、やはりヘッド全体をたわませるようにしています。
出典:ブリヂストンゴルフ
ゴルフダイジェストのクラブ評価のデータを見ても、80%以上のゴルファーが満足しているようです。
実際の口コミを見ても、やはり8割のゴルファーが「飛距離が伸びている」と書いています。10ヤードほどから30ヤードまで伸びているというゴルファーも!
飛距離アップの3大要素の1つ:「打ち出し角」アップ
飛距離が伸びている理由は、クラウン上部をたわませ、逆にソール側は「ブースト・パワー・リブ」によって固められているため、ボールがフェースに当たったときは上向きの角度となります。つまり、「打ち出し角」が上がるからです。
「打ち出し角」と言えば、飛距離アップの3大要素のうちの1つです。
飛距離アップの3大要素の1つ:「低スピン量」
でも、打ち出し角が上がっても、スピン量が高くては飛距離は伸びません。かつ、「低スピン」であることが必要です。
「JGR」のクラウン上部がたわむことは、逆スピン(高スピン)がかかるのを抑制することにつながるので「低スピン」となるのです。
例えば、アマチュアのヘッドスピード43m/sだと、打ち出し角が上がっても2000回転から1800回転くらいでないと飛距離は伸びません。プロのヘッドスピード52m/sだと、打ち出し角が上がっても1800回転くらいでないと飛距離は逆に落ちてしまいます。
※参考記事:最適なスピン量と打ち出し角で飛距離アップ!(GDOトピックス)
ブリジストンのドライバー「JGR」は、このシンブルな構造によって、ヘッドスピード以外の飛距離の要素「打ち出し角」「低スピン量」を実現して、ゴルファーの飛距離アップに成功しているのです!
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意外に直進安定性が良い!マット・クーチャーもフェアウェイキープ率4位
また、「直進性が良い」という口コミも多いですね。
これは、他の雑誌データからですが、テーラーメイドの「M3」「M4」と比べて”打ち出し方向のの角度”(左右のばらつき)が少ないことで、直進性がいいのだということがわかります。
マット・クーチャーがソニーオープン・インハワイで優勝したときのデータでも、フェアウェイキープ率4位にランクインにしたことが、直進性がいいことを表しているのかも! それに、彼は飛距離よりも正確性重視のプロです。そのプロが選んでいるということは、やはり直進性、正確性がいいのかもしれません。
テーラーメイドの「M3」「M4 」で方向性が悪かった!という方は、ブリジストンの「JGR」を試してみてもイイかもしれません。テーラーメイドやキャロウェイに押され気味ですが、よく吟味してみると、ブリヂストンのクラブも良さそうです!
ただ、「JGR」ドライバーは「ややひっかりやすい」ということで、フッカーには向かないようです。
↓↓↓こちらは2019年モデルで、現在マット・クーチャーも使用してるはず。口コミはやはりいいようです‼
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