【新型マツダCX-5北米仕様発表(2)】ロサンゼルス・モーターショー2016

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写真出典:http://www.mazda.co.jp/cars/cx-5/wp2016/

新型マツダCX-5は、ロサンゼルス・モーターショー2016で世界初公開になりました。最近は国産メーカーでも新型車発表は北米が先になり、国内発表が遅れるのは寂しい限りです。これでは「外車」の拡販を後押しするような心境になってしまいます。

☚【新型マツダCX-5北米仕様発表(1)】

新型マツダCX-5のハイテク

新型CX-5のデザインなどは好みですので評論は無意味で、実際に購入予定の人はディーラーに出かけて確認して、誰が何と言おうとも自分の好みで決めてよいことです。わたしは全高が少し下がったことを評価しますが、デザインは好きではありません。でもよくマツダの特徴を出してきているようです。私にはマツダ各車は皆同じに見えて車種の区別は、写真で良く見ないとできません。特に赤の色では並べられても分りません。このマツダのデザインは、半世紀前のムスタングが始めた「コークボトルライン」が基本で、コーラのボトルデザインからヒントを得たものです。つまりコーラのボトルは「裸の女性のシルエット」です。横に寝かした姿を思い浮かべてください。ですから低く長いデザインであれば良いのですが、SUVでは「太りすぎ・!」で、私の好みには合いません。

今回、新型CX-5ではGVC(G-ベクタリング・コントロール)と称するハンドリング補助装置の搭載が目玉になるのでしょうか・?

運転支援装置などは当然に装備しているようですが、GVCが世界でマツダだけの技術であるので、前面に出してくるでしょう。

G-ベクタリング・コントロール

gvc

出典:http://www.mazda.co.jp/beadriver/dynamics/skyactiv/gvc/

これは何度読んでも良く分らないのですが、カタログの説明文がイメージに偏り過ぎていて、メカニズムが良く分らないのです。車のカタログが、顧客のメカニズムに弱い女性を意識しすぎて、訳の分らぬイメージ広告となってしまっているのが現在の姿です。この説明で買ってしまう人が増えるのか?と考えさせられます。

カタログを読んでみると、ハンドリング初期状態でエンジントルクを自動的に絞って、前輪に掛かる車重を増やし、前輪のグリップを増やすことで、操舵を増長します。すると運転手の感覚よりも舵の効きが増長されてスムーズさを感じさせます。舵が安定したらエンジントルクを自動的に増して、車重が後輪に掛かるようにして安定させる方向に向けます。この操作を運転手が意識するよりも素早くして補佐するため、操舵の労力が減り車の安定を自動的に保つことになり、運転手の負担を軽減します。

良いことずくめのようですが、疑問がわいてきます。

サスペンション・セッティングでするべきでは・?

従来、このような操縦安定性はサスペンショうンセッティングで実現してきたもので、それがドイツ車が抜きんでているとして・・・・・

【新型マツダCX-5北米仕様発表(3)】➡

【新型マツダ・CX-5に乗る(1)】試乗車なし!GVCを試乗する[1]

「大人の車学」

【新型スバル・インプレッサ試乗記(1)】別次元の挙動[1]➡
【マツダ・アテンザ(1)】スカイアクティブ・テクノロジー
【マツダ・アテンザ(3)】G-ベクタリング・コントロール(GVC)[1]

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