【新型スバル・インプレッサ試乗記(4)】別次元の挙動[4]

スバル

走り出してすぐ、市街地走行に入りすぐに気が付くのが、「全く遊びがない」クイックなハンドルです。突き上げ感があるサスペンション・セッティングは、一昔前のBMWのようで、曲がりくねった狭い道を走る中でも、ロールの少ないフラット感のあるハンドリングです。減速してもノーズダイブが少なく、広い道に出て80kmほどに加速すると・・・・・




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インテリア

出典:http://www.subaru.jp/impreza/impreza/design/interior.html

好みで評価すべきでない部分が意外に多いのがインテリアです。しかし、メーカーによる違いがはっきりとユーザーに接する部分でもあり、慎重に見極めるほうが良いのです。

ユーザーが購入を決めるポイントは、意外に小さな部分であったりします。メーターのデザインであったり、シフトレバーの形であったり、些細なところで決まってしまうことが通常です。女性の場合には色が最優先であったりします。商品化の難しさですね。

■シート

出典:http://www.subaru.jp/impreza/impreza/design/interior.html

その中で基本として目立ちませんが絶対に外せないポイントが、「座り心地」です。乗り降り・ホールド感・疲れないなどは絶対的基本機能で、これがダメでは車として、個別のユーザーにとって価値はありません。自分と車と繋ぐ絶対のポイントです。スライド量なども関わってきますので、慎重に見極めることが必要です。その中で自分の価値観をどこに置くのかをしっかり見定めておいてください。

長距離を考えるのなら、固めで長距離につかれないホールド感ですが、買い物車でしたら、乗り降りのしやすさが第一でしょう。国産車に限っては各車、一定のレベルに達していますので失敗は殆どないはずです。デザインや色を最優先で選んではならず、その基本性能を確かめたうえで、色などを見てください。

■視認性

出典:http://www.subaru.jp/impreza/impreza/design/interior.html

インテリアで機能を優先すべきは、視認性です。視野がどのように開けているのかは個人個人で違います。着座位置を決めてみて、確認する必要があります。そのとき操作レバーなどが極めて操作しにくいなどの欠陥を確かめることです。特に体格の小さな女性は、確認が必要です。決してシートのデザインを優先してはなりません。事故率を左右するポイントです。

■ペダル配置

出典:http://www.subaru.jp/accessory/impreza/item/interior.html 

これもしっかりと確認しておく必要があるところです。足の動かす範囲に障害物があるなどはもってのほかですが、フットレストなどの配置や、ペダルの位置が自分と違和感がないのかをチェックしておきます。

試乗してそのとき違和感がなければ、現在の日本車では問題になるようなことはまずありません。ブレーキペダルを左足で踏むことがある私は、ペダルの幅などを見ておきますが、現在自動制御が進んで、ブレーキとアクセルを同時に踏むことを想定してないシステムがほとんどとなってきています。制御の誤動作を招くので控えたほうが良い操作となってきました。坂道発進などではブレーキとアクセルを同時に使うことは必要な操作でしたが、今では坂道ではアクセルが踏まれるまでブレーキを保持する制御もしており、重なるとどうなるのかもわかりません。制御のやり過ぎは、むしろ運転のしにくさも生んでいます。

テクニックを必要とせず、イージーに操作できることは歓迎すべきですが、制御の内容を公表していないことが多く、順次、確かめながら自分の癖との整合性を取っていきます。

インプレッサのインテリア

このクラスの車としては重厚な造りとなっています。又、スバル各車は「つまらないインテリア」と評されてしまう「色香のない」インテリが普通でしたが・・・・【新型スバル・インプレッサ試乗記(5)】別次元の挙動[5]➡

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