【新型マツダ・CX-5に乗る(9)】試乗車なし!GVCを試乗する[9]

マツダ

写真出典:http://www.mazda.co.jp/cars/cx-5/feature/design/?link_id=sbnv

自動車メーカーは新型を発売するときには予約を受け付けています。このときには試乗車は用意されていないことが多く、カタログ販売となります。そこで雑誌・サイトの試乗記を参考にしたりするのですが、モータージャーナリストは欠点を書かずに「ゴマスリ記事」ばかり。そこで一般顧客が出来る防衛策を考えます。

CX-3の時、早々に欠点を改善する動きが出ていましたので、CX-5も確認する方法を考えていきます。それも他人の基準でなく、自分独自の基準で見る方法を見つけましょう。

☚【新型マツダ・CX-5に乗る(8)】試乗車なし!GVCを試乗する[8]
【新型マツダ・CX-5に乗る(1)】試乗車なし!GVCを試乗する[1]



CX-3は運転初心者のための車?

微妙にアクセルを調整出来ない人のために自動的に調整しているようです。アクセルを踏んだまま、マツダサイトの画像のように、コーナーを抜けたりするのは、レースの時などに限られるので、殆どの人が無意識にGVCのように操作しているはずです。アクセルの開放が初期状態では、かなり遅くしてあるのですが、これがあるとかえってアクセルワークを疎外してしまいます。あまり差をなくして初めからスムーズにアクセルを開いていくようにすべきでしょう。そうすればGVCがなくとも横Gを抑えられると感じます。

アクセルを制御しすぎて、運転しにくさを感じます。CX-3は初心者の、それもかなり運転の下手な人のためのセッティングのようです。制御を外さないと運転したくない車と感じます。

アクセルぺタルを踏み込んだ初期状態では、アクセル開度が極端に少なく、ある程度加速すると急激にエンジンが回ってきますので、戻さねばなりません。これでは微妙な制御が出来ませんし、危険もあるでしょう。自動制御が行き過ぎると、かえって使いにくいものです。人によって調整できるようにすることが必要です。これはプログラムで可能にできるので、ディーラーの整備でもそれほど難しいとは考えられず、ドライバーの癖に合わせられるようにすべきでしょう。

私には現状のまま調整不可能であればCX-3はとても購入できない車となります。

サスペンションセッティング

かなり突き上げ感があるセッティングで、タイヤのオーバースペックは自分で調整できるかもしれませんが、スプリングが硬いようで、低速域で・・・・

【新型マツダ・CX-5に乗る(10)】試乗車なし!GVCを試乗する[10]➡

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【マツダ・アテンザ(3)】G-ベクタリング・コントロール(GVC)[1]
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