【車両盗難ランキング!ナンバーワンはレクサス!】なぜ?スマートキーのクルマが簡単に盗まれる!防止するグッズ5選!

日記
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2018年以降から車両盗難が激増しているので、皆さんご注意ください! 新しいクルマはスマートキーになってとても便利になりましたが、実はスマートキーのクルマはいとも簡単に盗まれてしまうのです。車両盗難に合いやすいクルマのランキングと現時点での防止策について、お話ししましょう。



2018年の盗難車両ランキング!

2019年3月に、日本損害保険協会が発表した「第20回自動車盗難事故実態調査結果」を参考にしています。

調査期間は2018年11月1日~11月30日で、全国で発生した自動車本体盗難事故および車上ねらい(部品盗難含む)事故で調査期間内に車両保険金の支払いを行った事案(車両本体の盗難の調査総数は277件、車上ねらいの調査総数は364件)についてです。

たった1か月間でこの数字ということに驚きです! ランキングに入っているクルマを所有しているオーナーさんは要注意です!

第1位:レクサス

昨年まではプリウスが1位だったのですが、栄えある?1位となったレクサス。外国でもよほど人気があるということなのでしょう。

保険が支払われた盗難件数は66件、構成比は23.8%。全体の4分の1に迫る勢いです。

第2位:プリウス

昨年まで1位を誇っていたプリウス。

件数は41件で、構成比は14.8%。昨年が62件もあったのですが、レクサスにお株を取られたという感じ?

第3位:ランドクルーザー

通称ランクルは、世界で人気のクルマです。辺境地でもたくましい耐久性で、メンテナンス性もよく、重宝されているので、毎年上位を獲得するのはよく理解できます。

件数は35件、構成比は12.6%。

4位以下の車両盗難車は?

4位:ハイエース

5位:アクア

6位:アルファード

7位:カローラ・ハリアー

9位:ヴェゼル・フォワード・レンジャー

12位:スカイライン(GT-R含む)・レガシー

14位:インプレッサ・ヴェルファイア・エヴリィ・クラウン(マジェスタ・エステート含む)・マーク(クレスタ・チェイサー・マークX・マークⅡ含む)

6位からは盗難件数は1桁で、構成比も3%以下になってきます。

ざっと見ると、やはり世界でも人気のSUVモデルが多くなってきたのではと感じます。

1つ疑問なのは、外車が入っていないのはどうしてなのでしょう???

 

データを見ると、盗難保険に入っていれば盗難車が「未発見」であると、ほぼ車両価格が戻ってくるようで、「発見」されてもキーなどを破壊されているため、何分の1かは戻ってくるようです。

車両盗難が増えている今、保険に入る重要性に気づかされますね。

盗難されやすい時間は、やはり深夜22時から朝9時までの間で、就寝している間に盗まれています。

 

スマートキーを利用した大胆な「リレーアタック」盗難の手口

最近特に多いのは、スマートキーの便利さを逆手に取った「リレーアタック」という盗難方法です。

↓↓↓こちらは、「リレーアタック」という手法をとった大胆な車両盗難。

スマートキーというのは、キー本体側が微弱な電波を常時出していて、クルマ側ではその発信される電波と暗号通信を行うことで認識しています。だから、キーを持っている人がクルマに近づいていると判断すると、ドアの解錠やエンジンの始動が可能になるシステムです。

でも、この電波を常時発信しているということを利用した車両盗難が「リレーアタック」なのです。

犯人は、動画にもあるように、電波による通信を特殊なデバイスで中継して、スマートキーを持った人がクルマから離れていても、また、クルマを駐車場にとめてスマートキーを屋内に持ち込んでいても、クルマとスマートキー間で通信を行わせ、クルマを盗むのです。

↓↓↓こちらは、こちらも実際の盗難ではなく模擬ですが、人気のレクサスLXが盗難されるという想定です。

これらの動画では外出している最中にも狙われるというものですが、家に帰って就寝中に駐車場から盗まれるということも当然あります。例えば、玄関や窓際にスマートキーを置いておくと、中継機器を使って駐車場に置いてある車と通信され、キーを解除されて盗難されるというケースももちろんあるのです。

では、それを防止するにはどうしたらいいのでしょうか?

 

車両盗難を防止する対策グッズ 5選

アルミホイル

まずは、今あるものからすぐに対策できるとしたら、アルミホイルです。

アルミホイルは電波を通さないシールド効果を持っています。

電子レンジで熱を通したくない部分にアルミホイルを使うのも、アルミホイルがマイクロ波(電波)を通さないから。

携帯灰皿の内側にもアルミが使用されているらしいけど、アルミホイルそのものを使ったほうが強力だそうです。

試してみるとわかりますが、アルミホイルでガッチリくるんでいれば、クルマに近づいても反応しないので解錠できません。隙間が空いていると電波は漏れるので、ガッチリくるまないとダメです。

 

リレーアタック防止キーケース

でも、アルミホイルでいちいちくるんだり外したりは面倒というのは決まってる。

市販の「リレーアタック防止キーケース」を買っておけば、簡単!

ただし、クルマに乗る前に、いちいちキーケースから出さなきゃいけなくなります。だけど、万が一クルマが盗まれてしまったことを考えれば仕方がない!

リレーアタック防止キーケースは他にもいろいろあるようだけど、中にアルミが使用されていて、ふたが閉まるようになっていなければ効果は薄くなってしまうからご注意を!

 

盗難防止用ハンドルロック

なんとも世の中は便利になったのか?不便になったのか?わからなくなってきた…。

いいシステムができたと思ったら、それと同じくらいの労力を使って不正防止システムを作らなきゃいけないなんて…。

こうなると、一番いいのは物理的に盗みづらくすること?!!! これで犯人も時間がかかるから、容易に盗もうとは思わない!

↓↓↓こちらは、盗難防止ハンドルロック。楽天市場でも意外に多くの人が口コミしているのにビックリ!! ページにはハイエースとヴェルファイアへの取り付け例も出ている!

ステアリングが傷つかないように、ステアリングカバーを付けた上に取り付けするほうがいいようです。将来車を売却する場合には、できるだけ傷がないほうがいいですからね。

 

盗難防止用タイヤロック

これも、物理的に盗難しにくくするタイヤロックです。

↓↓↓こちらは、タイヤを挟むタイプのタイヤロック。タイヤサイズは100~280ミリまで対応しています。意外にお安いです!

 

楽天市場を見ていると、意外に多くの口コミが入っていて、すでに車両盗難を警戒して上記のような商品を購入している人がいるようです。

特に、ランキングに入っているような国産車や、高級外車を持っている方は、車両盗難防止装置を装備するのが当たり前の時代になっているのかもしれません。

 

盗難防止用アラーム

↓↓↓こちらは、盗難防止、いたずら防止用のアラームです。いろんなレベルでアラームを鳴らし、ある程度離れていても自分が持っているリモコンに異常を送信してくれる装置です。ドアが開けられたら発信してくれるレベルが、周りにも迷惑をかけずにちょうどいいかもしれません。