【BMW7シリーズ(6)】A I の最先端、しかし・!

BMW

「A I まっしぐら」とも思える最先端の「運転支援装置」を備えた「最高級セダン」ですが、実際は燃費向上の最先端を、トヨタのハイブリッド車から取り戻すべく、突き進んでいる「ドイツの★」です。

【BMW7シリーズ(5)A I の最先端、しかし・!

BMW7シリーズ評価すると?

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出典:http://www.bmw.co.jp/ja/all-models/7-series/sedan/2015/driving-dynamics-efficiency.html

悪い評判を書かないのが自動車ジャーナリストのようで、悪評はないようです。しかし、日本車に対抗して電子制御に移行していったとき、BMWはリコール相当の欠陥を出しており、いくら進歩していても制御プログラムのバグは、どのような業種でも潰し切れないものです。ウィンドウズのバグは数知れず、スマホのバグにも悩まされ続けています。素人は気づかないとして最近ではバグを隠しきる企業が増え、各方面で隠れた社会問題です。欧米の訴訟社会を反映して、自動車メーカーも欠陥を認めず、また認めても国土交通省と相談のうえ細かい技術的情報を隠蔽する癖が出来てしまいました。

タカタのエアバッグの欠陥でさえ、リコールを届け出ていながら、オーナーには「どの会社の部品かは、言えない」といまだに主張している始末です。消費者を守る観点ではリコール制度が機能しておらず、日本のPL法では「消費者が欠陥を証明する」必要があり、欧米の「メーカーが欠陥でないと証明しなければならない」のとは逆であります。データーのない消費者が、技術に素人の弁護士を使って欠陥を証明することは、事実上不可能であり、消費者行政の誤りであります。これを直ちに修正しないと「タカタのエアバッグの欠陥」は日本国内では、すべて泣き寝入りとなります。大きな隠れた、これからの社会問題です。

この世界全体の「プログラムのバグ」と言う「社会問題」を別とすれば、BMW7シリーズは近い将来の車をリードする存在であり、その出来栄えは、価格(コストパフォーマンス)を除けば世界最高水準です。