フィル・ミケルソン、世界ランク2位の若きJ・トーマスを破る、2020年シニア優勝のクラブセッティングとは?? ロブショットの達人の神業【動画あり】

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2018年3月「WGCメキシコ選手権」で、あのフィル・ミケルソンが世界ランキング2位のジャスティン・トーマスを破って優勝した。しかも、プレーオフで競り合って勝った!。2020年はシニアデビューで、いきなり優勝!レフティであることも珍しいのだが、ショートゲームに定評があるミケルソンのクラブセッティングはどんなだろう?(2020年版に更新!)



2020年は、シニアデビューでいきなり優勝!!!

2020年からは、50才になったフィル・ミケルソンはシニアツアーに参戦!

そして、難なく優勝!!!!

安定感のある強さで、まだレギュラーで戦えるんだから当たり前と言えば当たり前!

しかもそこで、325ヤード飛ばして1オンし、イーグルも取ってしまうのだからぐうの音も出ない!

 WGC最年長優勝記録!

フィル・ミケルソンは、この「WGCメキシコ選手権」でWGC最年長優勝記録を樹立! 1970年6月16日生まれの、47歳。

現在、世界ランキング2位のジャスティン・トーマスは、1993年4月29日生まれの24歳。その差は23歳で、親子ほどの年齢差があるのだが、この歳の差があっても、勝つ可能性が高いスポーツがゴルフなのだ。

フィル・ミケルソンのクラブセッティングは?

※2020年のクラブセッティングをお伝えします!

ドライバー

フィル・ミケルソンの使用ドライバーは、マーベリック サブゼロ ドライバー(9度)。(2018年はキャロウェイ ローグ サブゼロ )

シャフトは、アルディラ ROGUEブラック 130MSI-60(45.5インチ、TX)。(2018年はトゥルーテンパー プロジェクトX)

↓↓↓こちらがミケルソン使用のマーベリック サブゼロ ドライバー。シャフトまで同じですが、長さは45.75.ミケルソンは少し短くして使っているようですね。アマチュアは10.5度をおススメします。

 

アマチュア(平均ヘッドスピード40m/s)は、ロフト10.5度が適切だと思います。そのほうが打ち出し角が上がり、キャリーで稼げるはずです。

 

フェアウェイウッド(3W・5W)

フィル・ミケルソンが使用するフェアウェイウッドは、「キャロウェイ マーベリック サブゼロ フェアウェイウッド」。3番(13度)

シャフトは、アルディラローグブラック(130MSI-80TX)

↓↓↓こちらは、「キャロウェイ マーベリック サブゼロフェアウェイウッド」。P・ミケルソンが使用するクラブとほぼ同じ。シャフトの硬さが70Xで、カラーがホワイト。

 

もう1本のフェアウェイウッドは、「キャロウェイ エピックフラッシュ サブゼロ(16度)」。

シャフトは、プロジェクトX HZRDUS(スモークイエロー80)。

↓↓↓こちらはミケルソン使用のエピックではないですが、アマチュアが使うのにチョウドイイ!!! 型落ちなのでお安く買えそう!

 

アイアン

フィル・ミケルソンが使用するアイアンは、

4番~6番:「キャロウェイ エピックフォージド」

7番~PW:「キャロウェイ エイペックス(APEX)プロ」

↓↓↓こちらは、P・ミケルソンが使用している「エピックフォージド」のアマチュア版、「エピックフォージド スター」。口コミでも”振り抜きがいい””1番手飛ぶ”など、評価がいい!

 

「ロブショットの達人」が使うウェッジ

フィル・ミケルソンが使用するウェッジは、

「キャロウェイ マックダディ4」の56度

「キャロウェイ PMグラインド」60度、64度(62度?)です。

マックダディは石川遼プロも使用しています。「Xフォージド ニューヴィンテージ 50度」の他に、マックダディ2を使用していて、59度と64度を入れているようです。(実際には、その時に応じて変化しています。

P・ミケルソンが使用するウェッジにPMがついているのは、フィル・ミケルソンの頭文字! 彼が、クラブデザイナーのロジャー・クリーブランドと共同開発したクラブで、以前に使用していたピン・アイ2の流れを汲んでいるとか…。(以前にはマックダディのPMモデルもありました)

ミケルソンは「ロブショットの達人」「ショートゲームの達人」と言われています。PMモデルは、彼がこだわる感覚、つまり、クラブを極端に開いたときの時に、彼が打ちやすい形状にしてあると思われます。

↓↓↓こちらが、P・ミケルソンが使用する「キャロウェイ PMグラインドウェッジ」です。”PM”はフィルミケルソンの略です!ミケルソンが話題になると、60度以上は売切れになることがあります!みんな、ミケルソンのロブショットに憧れてるんですね~!同感です!

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なぜ? ミケルソンがロブショットを多用するわけ?

フィル・ミケルソンがロブショットを頻繁に使うわけは、米のトーナメント、特にメジャー大会のコースでは、ラフが深いことが多いからです。

つまり、ラフか深いために転がし(ランニングショット)を使うことができず、ボールを上げていかないとグリーンに落とせないからです。

つまり、60度や64度のロブウェッジは深いラフに強い!のです。

それと、米のウェッジはFP(フェースプログレッション)が大きい(通称:出っ歯)ことが特徴です。上から見てシャフトよりフェースのエッジラインが進行方向に出ています。これにより、ボールをはやく捕らえることができます。出しにくい深いラフでは、いくらロフトがあっても、FPが少ないとボールをとらえにくくなってしまいます。

また、もう1つバランスが重いことが大事です。つまり、ヘッドが効いていること。じゃないと、やはり深いラフにヘッドが負けて、対抗できずにボールを拾いにくくなります。

日本のゴルフコースでは合わないかも…?

なので逆に、日本の芝は深いところが少なく刈り込んでいます。(アコーディアゴルフなどは特に)また、冬は芝が枯れて薄いため、FPが少ないウェッジが主流です。

つまり、日本のコースでは、グースネック(シャフトよりフェースのエッジが引っ込んでいる)になっているほうが合っています。そのほうが、トップが出にくく、ランニングショットもしやすくなります。

 

最近、米に合わせていこうと日本のトーナメントでもラフを深くすることが多くなりました。また、夏場は芝の生育が早いので、ゴルフ場側が頻繁に枯れずに伸び放題になっている場合もあります。(最近はコスト削減もある?)そういう場合は、フィル・ミケルソンが使用しているようなウェッジがいいはずです。

アマチュアの場合でも、夏場、グリーン周りが深いラフになっているコースでは、ぜひ、このクラブを使ってフィル・ミケルソンのようにロブショットを試してみてください!

ここで、「ロブショットの達人」フィル・ミケルソンの脅威の ”逆” ロブショットを動画でお楽しみください!!! まさに、神業です!!

 

パット平均数で3位だった、パターは?

フィル・ミケルソンが使用しているパターは、「オデッセイVersaパター#9ホワイト」。(ヴァーサ#9)

「WGCメキシコ選手権」でP・ミケルソンは、パッティングのストロークゲインドが1.850で、3位にランクインしました。パットでもさえていたんですね~。

2020年は、オデッセイ ホワイトホットのXGブレード。それもPMプロトタイプを使用しているようです。今ではなくなってしまったヴァーサ#9の形を残しているようです。

↓↓↓オデッセイ ホワイトホットのXGブレード(#9)も希少なパターとなってきたのでしょうか? 中古でしか手に入らないようです。

↓↓↓(売り切れ御免)こちらは、P・ミケルソンが使用するパターと同形ですが、ホワイトではないです。ホワイトは売り切れ続出なのです。

 

【楽天市場】

このパター形状は、肩でストロークするゴルファーより、手の感覚でストロークする人の方が合っていると思いますよ!

【2019年も好調!?天才レフティ、フィル・ミケルソン】の使用するパターは?ワイパーストロークに最適なヴァーサ。

 

パターのロフト角の話

※参考になるゴルフニュース

【WORLD】ミケルソンに学ぶ パターのロフトの重要性(GDOニュース)
ずーっと気になっていたんですが、「パターのロフト角」のお話です。 

実は、パターにもちゃんとロフト角があって、例えば上記のパターだったら3度あります。つまり、0度だとボールは転がらないのです。しかし、ミケルソンは上記と同形のパターのロフト角を2度にしているそうです。その違いとはなんなのか???

アマチュアにはわからない話かもしれませんね。