毎年、男子ゴルフの「三井住友VISA太平洋マスターズ」トーナメントが開催させるゴルフコースです。「鏡(ガラス)のグリーン」で有名で、高速グリーンが特徴です。
かつては、多くの海外有名選手がプレーし、「EMCワールドカップ2001」が開催されたときは、あのタイガー・ウッズ選手が18番で劇的なチップインを決めており、今でも記念のプレートがその位置に埋め込まれています。アマチュアが「一度はプレーしてみたいコース」となっています。
2018年改修、松山英樹選手が監修のニュース
松山英樹が初のコース監修 太平洋クラブ御殿場コース全面改修へ#松山英樹#太平洋マスターズ
#ゴルフ #GDO https://t.co/s6r9qplRa3— GDOニュース (@GDO_news) 2017年11月7日
経営がパチンコ大手のマルハンに変わりましたが、資金が潤沢なのでしょう。全面改修されることになったようです。
全面改修の設計は、バルタスロールGCやコングレッショナルCCなど近年数多くのメジャー開催コース改修を手がけたリース・ジョーンズ氏が担当するそうですが、日本人としては、「松山英樹選手が初めて改修に携わるコース」として有名になるでしょう。
工期は2018年1~10月の予定で、来シーズンの「VISAマスターズ」は改修後のコースで開催することになるようです。
だいぶ昔で、私がメンバーであった時のラウンド記ですが、暇つぶしに読んでみてください。その日は「太平洋マスターズ」トーナメントの前週で空いており、なんとプレーヤーは私1人で、キャディーさんと2人で回りました。貸切状態でありました。
※レイアウト・ヤーデージなどは現在変更があるかもしれませんので、お許しください。
▼OUT 1番
Hdcp | Back | Regular | ladys | Par |
3 | 444 | 416 | 345 | 4 |
◆ドキドキのティショットです
OUT1番ティーに立ち「エアロスパーク」ティー(通称ボヨヨン・ティー、折れないティー)をグラウンドに刺す。ティーに載せたボールはツアーステージX-01(古くて、すみません…)、藍ちゃんのX-01sとは違います。風は少々だが追っているように感じられました。
↓↓↓現在でも売ってますね、ロングセラーのティです!
ドライバーでたたくつもりになったのですが、バンカーに入る可能性も高く、うまく飛んでも2打目の左下がりのライになって、グリーンに向かって打ち上げとなり難しい。かといってバンカー手前に刻むと残り200ヤードを越え、グリーン左手前に池、右は手前からグリーン奥まで崖が迫り、残り距離200ヤードを越えて落としどころは狭まっており、崖に落ちたら大たたきすることは必定。
「3オンでいいや!!」と割り切るのが「月いちゴルファー」に求められる認識でしょうか!?
「バンカーでもいいから…叩いてみて、入ったら刻んでボギーで良しとしよう」
「万が一、当たって飛んだらプロ気分になれるさ!」
「バキッ、・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ドサッ・・・?」
「なんだ!・・・・・・・・・・林の中か!!・・・・・・」
「だから言ったじゃないか・・・・!!!!」
いつもこんなゴルフを繰り返しています。
◆ゴルフはハンディキャップ競技、だから楽しい!
私が本拠地にしている太平洋クラブ御殿場コースは、長期の経営戦略に基づいてコースの改造、イベント企画を実施しています。2001年にEMCワールドカップを開催し、タイガーウッズが18番ホールで劇的なチップインを決めたことを覚えている方もいるでしょう。そして、「一度プレイしてみたいコース」のトップランクになり、現在もゴルファー注目のコースであります。
しかし、十数年前(1990年ころ)にはフェアウエイは荒れて、土がむき出しの場所さえありました。VISA太平洋マスターズを毎年開催しながらも、プロゴルファーからクレームが付く場面もありました。現在でもタイガーウッズが「ラフに入ると泥が付く」と評したように、場所によっては問題もあるのですが、それも全体のレベルの高さを表しているものと思います。
↓↓↓18番ホール脇にある、タイガー・ウッズがチップインを決めた位置に埋め込まれたプレート。
グリーンの速さは昔からなのですが、ワングリーンへの改装に伴い、より戦略的な攻め方を要求するコースに仕上がってきています。
◆と言いましても…
実は我々「月いちゴルファー」にとっては、太平洋クラブ御殿場コースはフェアウェイも広く、それほどストレスがたまるコースではないのです。むしろ、ボギーペース、90ぐらいのスコアを目標にするのであれば3打目勝負となり、ドライバーは左右の落としどころなど余り気にせず思いっきり叩けるストレス解消のコースとなります。
※2018年の全面改修で、どんな風に変わるでしょうか? 元々の設計(1977年4月)、は、日本を代表する設計家、加藤俊輔氏です。
つまり、プロと同じように2オンを狙うとたいへん難しいですが、ボギーを狙うのであれば、結構楽しめるのです。これは、【良いコース】の基本的条件であります。
ゴルフはハンディキャップ競技です。ハンディ相応に楽しめるコース設定がなされていなければならないのです。
◆さて、1番ホール1打目は左の林の中…
ボールは幸い見えるところでした。
「バンカーの左横、池の手前、林の中、ライはベアグラウンド、このコースにしては幸いグリーンに向かって林は開けて、残り160ヤード、登り8ヤードぐらい、7番アイアン。ウーム・・・・・・・・!?」
「ライが悪いから池の右に出すだけにしようか??・・・・?」
「ここで高いボールで載せれば、プロ気分!!」
「バン・・・・・・・・・・・・・・・・ボチョ!?・・・・ウッ!!!!!!」
「キャディーさ~ん! ボール!!!・・・」
「は~~い・・・・」
『予備のボールぐらい持っていけよ! どーせへたくそなんだから!!』とキャディーさんの声がしそうであります。
「今度は4打目、右に出してね!!」
「・・・・・・はい」
◆ところで今日は「VISA太平洋マスターズ」の前週
本日は「VISA太平洋マスターズ」の前週で、練習に来た芹澤信雄プロに会いました。向こうは知らないでしょうが、何故かあちこちで偶然、芹沢プロには出会うのです。軽井沢でもプリンスホテルの駐車場で会ったことがあります(私の乗るクルマに興味津々でした)し、でも御殿場が多いですね。練習場もあって彼の地元ですから。いつもにこやかに笑っていて楽しそうです。
何人かのプロのラウンドもあり、一人で来た私は組み合わせにはぐれ、今日はキャディーマスターの御好意でキャディーさんと二人でのラウンドだったのです。
「バックティーから打ってもいい??」
「一人だから許可になりましたよ」
「ヨッシャ・・・・・・」
一打目。
「バキーン・・・・・・・・・・」
「ナイ~~~~~ッス・ショット!!!!・・・・」
「キャディーさん、そんなに飛んでないよ!第一林の中だよ!!」
「だって後ろの組のお客さんが、バックティーでやらせろってうるさいのよ」
「ことわったら、『前のお客さん、よほどうまいんだろうネ!!』って・・・・」
「少しおおげさに言って置かなくちゃ!」
「・・・・・・・・・・・・まずいな!それって。キャディーマスターの好意だし」
「でも後ろのお客さんビジターなのよ!」
「そりゃ当然だ!こっちはメンバーだもの!」
「バキッ・・ファー~~~~~~~~~~~~・・・・・・・・・」
「やべっ・・・・・・・・・・・・」
(で、さっきの続きですが)OUT1番4打目。右崖下に落ちかけたが辛くも引っかかって、5打目は奇跡的にグリーンオン。
「上からじゃつらいネ!」とボールを拭きながらキャディーさんの弁。
◆御殿場名物・速い「ガラスのグリーン」
確かに1番グリーンは難しくはないのですが、このコースはどのホールでも下りは速いグリーンのため苦しくなります。私のパターはボビーグレースの古いマレット、「ファットレディー」(当時はこのパター人気がありました)。このコースに合わせて、はじきが悪くなるように、違反と知りながらフェイスに一枚塩化ビニールが貼ってあるのです。
私のパターのストロークは、ショットのイメージ。ショルダーストロークのように「ストレート・ツー・ストレート」ではなくワイパー軌道です。手を使いがちで、グリップを極端に重い物に替え、ヘッドにも鉛を貼ってバランスを取り、全備重量を極端に重くしてパチンとヒットしないようにしてあります。
今度、藍ちゃんのツアステViQパターを狙っています。ラバーが振動を押さえソフトタッチとなりパチンと打たなくなるからです。ボールもX-01sにしようか!? なんだかんだと藍ちゃんファンなのか??
「ス~~~~~~~・・・・・・・・コロン!!」
「ダボで良かったネ!・・・」
「・・・・・・・はい!」
つぎにいこう!!!➡OUT2番
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