【ジャンボ尾崎、セブンドリーマーズと所属契約(2)】

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「今更、なぜジャンボなのか?」でしょうが、それは製品と深く関わっています。

元々、ジャンボは商売がうまいとはいえず、WOSSでひどい目に合って、ゴルフ場建設などにも関わって大きな借金を残しました。

☚【ジャンボ尾崎、セブンドリーマーズと所属契約(1)】

#woss #ゴルフパター #ジャンボ尾崎モデル

Takashi Iwさん(@takashi.iw)が投稿した写真 –

ジャンボの過ち

ジャンボの過ちは、少なくとも狭い専門分野の視野で経営を考えることの過ちを教えているのです。ジャンボの専門分野はゴルフプレーヤーで、これで経営は無理なのです。

アーノルド・パーマーは事業でも成功した人です。でも経営のプロがついていました。かれは一時期、企業経営に専念するはずでしたが「私の居場所はトーナメント」と戻ってきています。その道のプロに任せたのでしょう。

ジャンボの経緯を見ると、経営技術を理解してその道のプロに任せるべきでした。その人を見る目がジャンボにはなかったということでしょう。

相似形を理解する

「専門バカ」にならないためには「相似形」を認識できなければなりません。物事は「千差万別」と思っても「似通ったもの」同士があり、「分類整理」することが出来ます。すると「体系」が出来て「対策」が取れるようになります。それは「4スタンス理論」です。ゴルフもこの理論の分類整理を採用するとパフォーマンスが上がることが確認されています。この「4スタンス理論ゴルフ」のような相似形の分類整理が、物事の理解のかなめなのです。専門分野の知識は、言わば「成功事例」のようなもので、その知識が通じる部分と通じない部分が出来てしまい、「理論体系」とはなりえないのです。

すなわちS-REITは資金を都合するときの1方法論としてはあり得るのですが、その前後、特に資金の使い道が適切でないと、場違いの専門知識にとどまってしまうのです。

企業経営とは、社会システムの一部を担う側面があります。それに気付けないと「労働基準法無視」といった違法行為をしてしまうことになり、それは企業経営とはどれほど広い概念の塊であるのかを示しています。短期では通用しても、歴史の中では多くの誤りとして結論されてきた概念があります。おそらくは資本主義もその仲間入りをする概念なのでしょう。

ジャンボはブランド、ハゲタカ・ファンドは逆ブランド

ジャンボはゴルフ界で誰もが認めるブランドです。村上ファンドは大多数が「反社会的組織」と認める逆のブランドです。GSはその中間でしょうが、「ハゲタカ」と称される逆ブランドであります。

さて、GSが売り捨て置いたAGはどう評価されるのでしょうか? またPGMは平和に買収されて、少なくとも逆ブランドからは抜け出せたのでしょうか?

セブンドリーマーズへの所属は、ジャンボが、いまだにゴルフ界のブランドであることが証明されたようで、うれしく思います。