MBKパートナーズ+アコーディア・ゴルフ=労働組合?(2)

アコーディア・ゴルフ

日経ビジネス http://business.nikkeibp.co.jp/atcl/report/15/110879/121300516/

ゴルフ場大手アコーディア、上場廃止選んだ理由

「2020年問題に向けた積極投資」社長が語る真意 2016年12月14日(水)

この記事の中で「❝労働人口の減少に対応し、人出をかけずに顧客が満足できるオペレーションを構築する。機械化やテクノロジーを積極的に採用する❞」と田代裕子アコーディア・ゴルフ社長が語っています。

☚MBKパートナーズ+アコーディア・ゴルフ=労働組合(1)

【ゴルフのスロープレーについて解決編(1)】

過去の借金の清算

「当社は上場企業として株主の期待に応えるため、利益の多くを配当に回してきました。これでは設備更新に必要な、十分なキャッシュを振り向けることができない。資金の有効な活用を考え、非上場化を決めました」(田代氏)❞

「ゴルフはハコモノが多く、サービス維持に多額の資金が必要です。まずは設備をリニューアルしたい。運営するゴルフ場はオープンから二十数年、古い施設では約50年になります」(田代氏)❞

この発言は減価償却に相当する金額よりも、設備投資をケチって抑え込み、技術的に必要なメンテナンス費用も十分に掛けていないため、施設が設計想定よりも老朽化してしまった」ことを認めたことになります。これは以前、いくつかの写真付きで指摘した部分です。

問題は「本来メンテナンス費用として、経費となっていなければならない金額が、利益として計上されて配当されてしまっていた」ことです。

また「REITの配当金が業績相応でなく、現在、重くのしかかっている」ことも認めた発言ではありませんか? 年間40億円程度とされる配当金と、銀行借り入れの場合の金利との差は、BT以前の年間純利益相当です。「AG本体とAGアセットと組織を分離して、その負担を隠した」と言われても仕方のないしぐさではないでしょうか? そのために決算が苦しく、利益を計上し、株主は配当をしている中でボーナスを減額したのではないですか?

これは事実上「借金」と同じで、これから新たに稼ぎ出して返済しなければならない動作です。利益を上げて株主還元を大々的に行ってきた企業としていたのに、これで経営責任を追及されない企業があるのが不思議なくらいです。現経営陣は、旧経営陣の責任の追及をしないのでしょうか? できないでしょうね?

欠落した概念

田代社長とMBKパートナーズの今後の方針は、まともで常識的な計画ですが、その一方で、最も大切な概念が欠落していることに気付かれたでしょうか?・・・・

MBKパートナーズ+アコーディア・ゴルフ=労働組合(3)➡

【ゴルフのスロープレーについて解決編(1)】

☚MBKパートナーズとアコーディア・ゴルフのコラボ(1)

MBKパートナーズとアコーディア・ゴルフのコラボ(1)➡
【アコーディア・ゴルフのMBKパートナーズによる買収・実践編(1)】➡
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