【PGA「ゴルファーライフスタイル調査」について】縄張りを解除せよ[2]

アコーディア・ゴルフ

ゴルフ業界をさんざんに批判してきました。これには技術的裏付けがあります。

現在、PGAは倉本会長の元、積極的に市場開拓を進めています。しかし、その効果は必ずしも効率の良いものではありません。なぜなら足を引っ張るマイナス要因が根強いからです。

市場を広げようとするとき、積極的な集客動作の前にマイナス要因を取り除くことが必要です。

➡【PGA「ゴルファーライフスタイル調査」について】縄張りを解除せよ[1]


工房での出来ごと

<例1>私がゴルフを始めたころ、クラブを購入するには御徒町か工房で買うしかありませんでした。それから20年ほどして工房でクラブの修理を頼みました。傷ついたヘッドの再塗装です。それ以前のパーシモンのマクレガーターニーの修理では、マークをずらされて二重になってしまって、現在、保存してあるヘッドを磨くたびに嫌な思い出となっています。これは「へたくそ」なので仕方ありませんが、そのとき、20年前頼んだのはメタルヘッドでした。出来上がってみるとフェースまで塗装してあるのです。「フェースまで試してみました」と工房の店主が言いました。「打球が飛ばなくなるだろうに・!」と言うと、黙って行ってしまったのです。「わざと嫌味にやりやがった」と感じたのですが、そのまま代金を支払って二度とその店にはいきませんでした。自分でフェースの塗装を削り取りましたが、不愉快な思いでした。


<例2>2年ほど前、フェアウエイウッドのリシャフトをある工房に頼みました。ドライバー用のシャフトの先をカットせずに、手元をカットして長さを合わせるように頼んだのです。出来上がってみると先と手元を切ってありました。「フェアウエイウッドはこうするものだよ」と言うのです。「わたしは先を切らずにシャフト重心を手元に上げて、先の走るフレックスのままとして試したい」と伝えておいたのですが、依頼を無視したのです。1本シャフトを無駄にして再度、自分でカットしたのでした。

<例3>アイアンのライ角調整を頼んだ時です。「このクラブよりも上級のクラブがあるだろう。そっちに替えなよ」と言って引き受けないのです。上級のクラブとは当時マッスルバックのプロ用のクラブで、「キャビティーなんて使うやつは相手にできない」と言うのです。

レッスンプロとのやり取り

<例4>珍しくレッスンプロにワンポイントレッスンを受けてみました。若い人で自分の打ち方を押し付けるようにレッスンするプロでした。その後、先輩プロにその時の後輩のレッスンについて尋ねられたので、あまり良い返事はしませんでした。すると、私がまだ練習中に若いプロに伝わったのでしょうか、2階の練習場から私の車の脇を2人のプロが通り過ぎていく姿を見かけました。何か話し合っているようでした。練習を終えて車のトランクを開けようとすると、傷がつけられていたのです。遠目ではっきりしませんでしたが、いきさつから「やっぱりね」と納得しました。二度とワンポイントレッスンを頼むことはありません。

全員でないことは事実ですが、プロのレッスンを受けて半分はこのような事例です。

ゴルフ場での出来事

<例5>「おはようございます」とゴルフ場の受付で挨拶すると、受付嬢はパタパタとキーボードを打ち続け、目の前にいる私を見ようとはしませんでした・・・・

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