足掛け40年ほどになるアマチュアゴルファーです。60才台で300ヤード記録しました。それは、4スタンス理論に出会ったおかげかもしれません。A1・A2・B1・B2と4タイプある中で、私はB2タイプなので、4スタンス理論に関わる経験を含めて、長年たまったゴルフうんちくを述べています。最近ファンの方も増えてきたので、ありがたいことです。どうぞよろしく。
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自分のタイプがわかると、自信ができる!
さて、廣戸聡一氏の「4スタンス理論」に基づいた横田真一氏との共同著作「あ・うんのゴルフ」ではA1・A2・B1・B2のタイプに分けて、体の動かし方を考えると、パフォーマンスが上がると説いています。
さっそく実践してみても、自分のタイプを見定めて、いざスイング改造と取り組むと「はて?本当に自分はこのタイプで良いのであろうか?」と見定めたタイプに疑問を持つことがあるはずです。
それはどうしてなのか?
↓↓↓発売された当時、穴が開くほど?読んだ!横田真一プロの「あ・うんのゴルフ」。読みやすい!
それまでのスイング知識が邪魔をする
だれでもゴルフを始めてしばらくすると、先輩のアドバイスや、レッスン本などで多数のスイングについての情報が入ります。それに忠実に練習を重ねてくると、自分のタイプに合わない動きでも身についてきます。例えば、タイガーウッズのスイングをまねてもうまくできなかったB2タイプのプロは、スイングを壊してしまい一線から脱落してしまった人もいます。
でもアマチュアゴルファーでは、色んな寄せ集め知識でもそこそこ成功すると「これで良いのだ」と確信し、スイングが固定してしまっていることも多々あります。
私の場合は、若い時に「頭を動かすな」これしか親父から教わりませんでした。でも、ボールを見つめて振るとどうしても、ダフリが出て、かちあげる癖が出来てしまいました。
その後、運転中に信号待ちで追突されてむち打ち症になり、体が極端に硬くなり、首が回らなくなってしまいました。仕方ないので、インパクトの時にボールを見ないことにしました。するとインパクトでボールが見えないのですが、そのほうが正確になったのです。
むち打ちのせいで腰と足を止めてねじることもできなくなったのですが、足と腰を同時に動かす覚悟にして、あとは腕とのタイミングを合わせる努力をすることで、飛距離を取り戻していきました。
4スタンス理論のB2タイプとわかって
B1タイプ(1軸スイング)の友人が「お前は首が動きすぎる」とよく言っています。
でも、4スタンス理論でB2タイプ(2軸スイング)と分かってから気にしません!
自分はB2だったわけで、ずーっと大きく動いて打つことでヘッドスピードを確保してきたのです。スイングとしては変則で精度が悪いと言われますが、B2としては悪いことではなく理に適っていたのです。
でも…、グリップはAタイプのフィンガーグリップが板についてしまってました。これは最初の頃に握りにくさがあったのですが、ベン・ホーガンの教えに従って一生懸命なじんだ結果でした。
4スタンス理論のBタイプは、フィンガーではなくパーム(掌)に特性があります。
「あ・うんのゴルフ」に出会って、パームブリップに変えてみたのですが、どうしてもなじめません。確かにヘッドスピードは上がるのですが、打ちにくさが残るのです。これは長い間に身に付けた練習の成果で、なかなか変えられません。自分のタイプの判断が違っているのではと感じることさえあります。
もし心配ならインストラクターに見てもらうこともできます。でも、本に書いてある複数の判断基準で確認すれば案外正確です。
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※ゴルフ場評価もまとめています!➡【ゴルフ場評価(各地のゴルフ場を立ち寄りグルメを含めてご紹介)】
スイングの作り方
本や動画の解説でも納得できないのであれば、スイングを見直すにあたって、初心に帰って知識を捨て去り、まずは「自分が気持ち良く振る」ことから始めてください。
そのとき「スイングプレーン」だけを意識するようにして、ある程度のゴルフ経験者であれば、ボールの出玉の方向は注意します。スライスであろうがフックであろうが、高かろうが、低かろうが、出玉の方向性を合わせることに集中して、振りやすいように振ります。手打ちであろうがボディーターンであろうが構わず、「いい気持ち」で振ります。
そして、その時の自分の体の使い方を逆に客観的に見てみます。
大雑把には、次の通り。
伸びあがるように振るのが気持ち良ければAタイプ。
バックスイング、フォロースルーで一度かがむ(縮む)ようになるのであればBタイプ。
両サイドの足と肩を引き上げるように使いたいのなら1タイプ。
肩をクロスに下げるように使いたいなら2タイプです。
ある程度、結果を恐れず好き放題振ってみた後に、感じてみてください。自分が「どのように体を使いたいのか?」分っていなかったこと、また教えに従って無理やり制御していたことが感じられて来たら、まずは成功です。・・・➡【あ・うんのゴルフを解釈する(2)】傾斜地の処理・B2の場合
↓↓↓ゴルフに限らず、人間の身体は4つに分類されているため、それぞれの身体の動かし方があるということ。けがをしないためにも知っておいた方がいいかも!横田プロの師匠でもある整体師の廣戸先生の本。
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