毎年、男子ゴルフの「三井住友VISA太平洋マスターズ」トーナメントが開催させるゴルフコースです。「鏡(ガラス)のグリーン」で有名で、高速グリーンが特徴です。2018年全面改修されることになりました。設計は、バルタスロールGCやコングレッショナルCCなど近年数多くのメジャー開催コース改修を手がけたリース・ジョーンズ氏が担当するそうですが、日本人としては、「松山英樹選手が初めて改修に携わるコース」として有名になるでしょう。
▼ OUT 3番

太平洋クラブ御殿場コースOUT3番 (黒線=プロねらい目、赤線=月いちゴルファーねらい目)
Hdcp | Back | Regular | ladys | Par |
9 | 517 | 488 | 439 | 5 |
◆OUT3番、今日初めてのロングホール
太平洋クラブ御殿場コースのOUT3番は、ブルーティー(Back)から517ヤード。真っ直ぐなホールですが、ティーショットの落ちどころは広く感じられます。富士山は、右サイド。
「ロングホール、思いっきりいこうネ」
「ここは3オンでしょ」
「そうだね~~。ちょっと2オンは…バンカーがあるしネ」
「了解。・・・・・バサッ・・・・・・・ありゃっ・・・・・・」。
「あそこは広くなっているから大丈夫だよ」
少々こすって右に吹けて距離が出ず、せり出した右の林の前に落ちた。
「いつもあそこに行っちゃうんだよ」
「2打目なんで打つ?・・200ちょいしか飛んでないから残りは300ヤード以上あるよ!」
「・・・7W」
◆私はフェアウェイから7W以上では打ちません
5Wさえも使いません。
よっぽど2オン可能である時は3Wも使いますが、滅多にありません。それは確率がずっと良くなるからです。
しかし「月いちゴルファー」でも5Wは使っても良いと思います。
私だと、7Wと5Wの飛距離の差が200ヤード先の10~20ヤードなので、そのショット成功の確率から考えてほとんど無意味であります。ましてやグリーンに直接落としても止まらないことが多くなりますから、7Wに決めているのです。
9Wについては「月いちゴルファー」ならば、どんどん使うべきと思いますが、180~200ヤードぐらいになると、私でもアイアンの方がウッドより方向性が良くなってきます。
4番アイアンかアイアン型ユーティリティーを使っても良いかも知れません。キャロウェイもヘブンウッドを発売していますし、使い分けることも考えてみてください。
さて、7Wで…
「ヤッ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
「左ラフだネ!!・・・大丈夫打てるヨ」
◆太平洋クラブ御殿場コースOUT3番の攻略法
太平洋クラブ御殿場コースのOUT3番は、ティーショットを右に出すと、2打目はグリーン向かって右に花道があるのですが、右手前には林がせり出し、バンカーもあってそれに入ると距離のあるバンカーショットをしなければならず、「月いちゴルファー」にはきついところです。
そこで花道を使うことなど考えずにバンカー越え、第3打を覚悟して左目に出します。距離も80~100ヤード残しを意識します。しかし、左行き過ぎラフは厳しいものがあります。
↓↓↓2017年の「VISAマスターズ」のプロアマで、片山晋呉プロがこの3番ホールで、第2打を5Wで打って、「アルバトロス」を決めたようです!「人生で3回目」だそうです。私は、ゴルフ人生??十年で1回だけ…。
片山晋呉がプロアマ戦でアルバトロス「勝てば賞金王争いに」#片山晋呉#太平洋マスターズ
#ゴルフ #GDO https://t.co/bHhbbvZb65— GDOニュース (@GDO_news) 2017年11月8日
◆さてラウンド状況は…
第3打残り120ヤード、左ラフに沈んでいます。ラフの抵抗とフライヤーが掛かってちょうどいいくらい、思いっきり打ちます。グリーンに止まらなくても「乗れば御の字」と思えれば成功か?
「結構・・・・・難しいネ!」
「・・・解ってるっテ!」
「バサッ・・ドスッ・・・・・・・・!!!」
「クラブはいいの??・・・・」
「・・・・・・・・・・・ウン!」
ダフッてバンカー手前、ピンから40ヤード近辺。第4打ロブショット以外寄る可能性はない。
「ウ~~~ン!・・・・・・・・・」
「月いちゴルファー」にとっては、一か八かのロブショットになります。何もかもティーショットで右に吹けたのが悪い。どんどん追いつめられていきます。
ロブショットの打ち方は、深堀圭一郎プロに教わりましょう!
「お客さん帽子取ってみて」
「何だよ!」
「若く見えたけど、お客さん結構いい年だネ!」
「いいんだよ!!・・・こんなときに!・・」
「だってさ~~・・・・・・・・・」
「じゃーいくつに見えるんだい!・・・」
「・・・そうだネ~~~・・・・40そこそこかネ!!・・・」
「ウッ・・・・・・・・・??????」
◆ほとんど動物的カンのロブショット
第4打。
ロフト角57度バンス角6度、幅広バンスをきかせるべく開き気味にして40ヤードの距離感にロブショットで挑戦。「月いちゴルファー」にとっては全くの感によるところ。なにせ~練習したこともないのですから、距離感などあるわけがない。
ほとんど動物的、ボール手投げの感触を呼び覚ましてショット!
このときSWでフェイスを開いてショットすると、開いたまましゃくり上げるようになってしまいがちです。
そこでイメージしたスイングプレーンにヘッドを乗せるには、『おまじない』があるのです。これが良くききます。どうしても『おまじない』を知りたい人は、最終18番ホールまでお付き合いください(^人^)。
「・・・・・・・・・・うま~~い!! なんで~~~!?」
「へっ・・へっ・・へっ!! おまじない!・おまじない!・・・と!」
「ネ~エ・・・・・帽子取ってヨ・・・・」
「アッ・・・・・・・・・・・・・・・・!!!!!」
1メートルほどのパットをはずして、結局の所ボギー。
「ネ~エ・・・・・帽子取ってヨ・・・・」
「ムッ・・・・・・・・・・・・・・ウゼッ!」
「つぎ・・・行くぜっ!!」➡OUT4番
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