【あ・うんのゴルフ(4スタンス理論)を解釈する(5)】インパクトのないスイング!?

ゴルフ・スイング理論

「スイングの流れの中にインパクトがある」のが理想。しかし、青木プロがフィニッシュを意識している様子は見られませんし、ジャンボは「シャフトが立つ」までしかフィニッシュを取りません。これはどうしたことでしょうか?

あ・うんのゴルフ(4スタンス理論)の理論組み立て(4)】解説編[3]

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×アドレスの目印はボールの前

ティーアップ

アドレスに入るとき、ボールの後ろに立ち、目標を決めてボールのすぐ前になる小さな目標物、例えば、芝のかけらなどを目印にアドレスすると、間違えを少なくできると教わってきませんでしたか・?

もちろん教わる前から、アドレスの目標物を決めていました。でもそれはボールの前ではなく後ろであり、その目標物とボールを結んだ線は、スイングプレーンのイメージとなり、バックスイングでは重要な目標であり、ダウンスイングでシャフトがこのプレーンに乗ったとき、つまり「グリップが膝の高さまで降りたときに、刀を引き抜くイメージで打ちに行く」としていました。インパクトを思いっきり意識して「ひっぱたく」イメージです。そして「打ってしまったらおしまい」です。フォロースローは全く意識せず惰性に任せます。

「アドレスで目印をボールの前に見つけるとよい」と聞いて後ろから前に移すのは、大変苦痛でした。現在でも結局のところ、前に目印を置いても、後ろを決めてから前を探す状態で、両方に置いています。4スタンス理論を読んでから「目印を前に置くなど余計なことをしたものだ!」と後悔しています。

×スイングの途中にインパクトがある!?

ボール・インパクト

Bタイプのスイングのイメージでは、B1もB2も「インパクトの先は意識せずに自然に任せたほうが良い」と説いているようです。自慢じゃありませんが、全くその通りで、B2の私にはフォロースローなど、どうでもよろしいと感じます。思いっきりヘッドの効いたクラブにして、「惰性でかっこつけ」しようかと思うくらいです。「スイングの途中にインパクトがある?冗談じゃない。インパクトこそ命!」です。

青木プロの手首スナップの効いたインパクトは、とても真似のできないものです。特別な天才でありましょう。青木モデルのアイアンが発売されたことがありますが、売れませんでした。当たり前です。ライ角がフラットすぎます。

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○シャフトが立つまで・・・

マネーゾーン

やはりジャンボ(B2)の言う通り、シャフトが立つまでの意識で良いのではと感じます。いわゆる「ビジネスゾーン」腰から腰までのスイングを最重要視する考えがありますが、これはB2にとっても受け入れられるところです。でもイメージはバックスイング後方にあり、ボール前方のイメージを持つ必要もないのではないでしょうか? 右半身でインサイドから入るイメージの強いB2ですので、インパクトしてシャフトが立つまで意識できれば、振り遅れも感じることが出来ます。

スイングの基本は「気持ち良く振れる」ことであれば、どのタイプも共通に意識しなければならないのは、スイング・プレーンであると感じています。・・・つづく

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