【ゴルフのスロープレーについて解決編(1)】MBKパートナーズの狙い

アコーディア・ゴルフ

【ゴルフのスロープレーについて(1)】

アコーディア・ゴルフ(AG)の社員には、他のセミナーのついででしたが、スロープレーについて、データで検証する方法を示しておきました。MBKパートナーズのこれから改善に臨むキーポイントになる項目です。

「株式会社アコーディア・ゴルフ株券等(証券コード:2131)に対する 公開買付けの開始に関するお知らせ」の中で田代裕子AG社長は次のように語っています。

引用出典:http://www.accordiagolf.co.jp/pdf/161129-1.pdf

❝コース混雑の緩和に向けた最新のカートの導入、 混雑の科学的な原因分析及びコース改造等の施策の実施❞




AG社員に告げたこと

AG社員位は待ち行列の考え方で「スロープレー」について検証してみることが重要だと告げておきました。しかし、実際には「統計学的な検証など必要ない」ほどこの問題は明確なのです。しかし、社員たちは「詰め込み過ぎ」の自覚があり「見ない振りして売り上げアップを図る」ことを選んでいました。それは会社の経営方針として、ともかく「売上ノルマ」を達成すること、これだけを指示されていて、方法論は各人の責任とされていました。しかし、技術的な支援はなく金の管理しか受けていませんでしたので、「詰め込み過ぎ」によるCS(顧客満足度)の低下は無視していたのです。それを考え方を改めて、CS向上を基本にして技術的に売り上げを上げていくのが、正常な形であることを示したかったのです。

すると「簡単な統計学的計算を出来る社員はおり、問題のとらえ方が分れば解決できると感じました。しかし、中間管理職・経営者は、そうした技術的解決策は「つまみ食い」のようにブランドのある方法論を取り込む姿勢でいましたので、これは企業体質として基礎がないと判断して、それ以上は「個人的勉強」として進めませんでした。

現在、MBKパートナーズが支配し、中・長期の視野で改善を進めるならば、要となる部分です。これを解決しないと、プレーフィーの維持と品質の向上のつながりを理解できないはずです。

難しい計算はいらない

ゴルフのスロープレーの問題は「簡単な四則演算」で解決します。これをもったいぶって計算するものがいればそれは「はったり」です・・・・

【ゴルフのスロープレーについて解決編(2)】➡

【ゴルフのスロープレーについて(1)】
MBKパートナーズとアコーディア・ゴルフのコラボ(1)
【アコーディア・ゴルフのMBKパートナーズによる買収・実践編(1)】
【アコーディア・ゴルフのMBKパートナーズによる買収について(1)】