MBKパートナーズ+アコーディア・ゴルフ=労働組合?(4)

アコーディア・ゴルフ

日経ビジネス http://business.nikkeibp.co.jp/atcl/report/15/110879/121300516/

ゴルフ場大手アコーディア、上場廃止選んだ理由

2020年問題に向けた積極投資」社長が語る真意 2016年12月14日(水)

この記事の中で「❝労働人口の減少に対応し、人出をかけずに顧客が満足できるオペレーションを構築する。機械化やテクノロジーを積極的に採用する❞」と田代裕子アコーディア・ゴルフ社長が語っています。

☚MBKパートナーズ+アコーディア・ゴルフ=労働組合(3)

どのようなシステム化も人間が行うこと

受付・支払いなどを自動化しているゴルフ場も増えました。現在ではごく一般的な機械化ですが、どうしても故障などに備えて、案内係は必要になります。

私があるゴルフ場に出かけたとき、午後ハーフで運動不足解消と思っていました。午後ハーフですので、昼食を取るつもりはなかったのですが、渋滞場所が意外に空いていたので早めについたので、ゴルフ場のレストランで昼食をとることにしました。しかし、レストランで「受付で会計してきてください」と言われてしまい、いったん受付に戻って先に会計を済ませてきました。そのときいくら呼んでも受け付けのカウンターに人が出てこないのです。めったにないケースなのでしょう、人の配置が出来ていなかったのです。気が付いた人が出てきましたが処理が分らず、待たされしまいました。これでプレーにも気が入らなくなり、二度とそのゴルフ場には行かないこととなってしまいました。全ての点でまずまずのゴルフ場でしたが、取りこぼしです。

自動化で注意すべきポイントですが、レアなケースであっても対応が必要であることを前提にすることです。銀行ATMでも故障に備えて何らかの連絡方法が決められています。そして人数が少なくなっても管理者が必要なのです。

管理のコツとしては「日常業務に出来る限り取り込み」非常時のケースを出来るだけ絞り込むのです。そして対応策を考えると、最後は人間であり「おもてなし」の心を持っているのかで、バラつきが決まります。それに対応するには組織運用が必要なのです。

前出のケースでは、日常業務としてシステムが作られ効率は良くなっているのですが、私のケースを非日常業務にしている事、その非常態勢が取れていないことで、バラつきとして正常に対応できなかったのです。最後は人間であり、非常時に対応する場所が、レストラン会計でなく受付としていることが間違いなのです。システム設計と教育の誤りです。例外的業務に対応するシステムが日常業務のシステムに含まれるようにしておくべきです。

また、ゴルフ場評価のところで出てきた事例では、怪我人が出たので救護に回った後続の組に対して、マーシャルが「プレーが遅い」と叱った事例がありましたが、マーシャルの人材教育を間違えているようです。非常事態を認識できなかった事例です。

システム化、機械化のシステムも人間のシステムに組み込むのですから、その基礎を作るのは社員の「考え方」にあります。機械システム化は、人事・教育などの確立が前提条件であることをお忘れなく。

これまでのアコーディア・ゴルフ社員の認識レベルでは技術力があるとは考えられず、教育が必要です。経営者・管理職が先行してシステム化の教育を受ける必要があるようですね。

アメリカンファンドでは社員は機械と同じ

私たち団塊の世代が学生で就職活動をしていたころ、日本では学生の政治運動が盛んで就職どころではない雰囲気がありました。その中で外資系企業の進出が始まり・・・・執筆中

MBKパートナーズ+アコーディア・ゴルフ=労働組合(5)➡
【ゴルフのスロープレーについて解決編(1)】

☚MBKパートナーズとアコーディア・ゴルフのコラボ(1)
【アコーディア・ゴルフのMBKパートナーズによる買収・実践編(1)】➡
【アコーディア・ゴルフのMBKパートナーズによる買収について(1)】➡
【花生カントリークラブ】都心から1時間半、安くて人気のゴルフ場!(2)