【ゴルフのスロープレーについて解決編(10)】MBKパートナーズの狙い

アコーディア・ゴルフ

アコーディア・ゴルフ(AG)の社員には、他のセミナーのついででしたが、スロープレーについて、データで検証する方法を示しておきました。MBKパートナーズのこれから改善に臨むキーポイントになる項目です。

株式会社アコーディア・ゴルフ株券等(証券コード:2131)に対する 公開買付けの開始に関するお知らせの中で田代裕子AG社長は次のように語っています。

引用出典:http://www.accordiagolf.co.jp/pdf/161129-1.pdf

❝コース混雑の緩和に向けた最新のカートの導入、 混雑の科学的な原因分析及びコース改造等の施策の実施❞

☚【ゴルフのスロープレーについて解決編(9)】
【ゴルフのスロープレーについて解決編(1)】



スロープレーの原因と対策

これは、単純に「時間内にプレーする気がない」のです。さらに「①わざと②知らない③体調・気分など④及ばない」で区分すれば対策が取れます。

この区分で、「なぜ対策が取れるのか?」ですが、これでスロープレーをするゴルファーの100%になるからです。この分類区分を認識してください。「4スタンス理論ゴルフ」が「ゴルフスイング史上最も優れた理論」「ゴルフスイング史上初めてのスイング論」と私が評した理由でもあります。

論理を構築するにあたり、この要素がないと「普遍的価値」がないので理論とは言えなくなってしまいます。それは同時に対策しても、その一部には効果があっても全体には及ばないので、再発防止策にならないのです。

この認識が理解できない人は、管理者・経営者にならないでください。「リーマンショック」のようになってしまいます。村上ファンドの理屈も「一部の者を擁護する理屈」で「社会全体に普遍的に通ずる理論ではない」のです。アコーディア・ゴルフのこれまでの経営方針も、株主にだけ都合のよい理屈であり、社会全体としては「迷惑な理屈」になっているのです。

「①わざと②知らない③体調・気分など④及ばない」の区分に従って解決策を講じておければ、問題は解決します。もちろん詳細に入ればさらに理屈はあるのですが、詳細の理屈を先に採用すると「リーマンショック」「アコーディア・ゴルフのBT]のように迷惑な理屈になってしまいます。

これは経営者・管理者の能力を決める技術です。必ず理解してください。

この技術を理解できなければ「自分は無能なのだ」と経営者・管理者をあきらめてください。他人に迷惑をかけないためです。

マーシャルは最後の手段

もう一つ大切なことがあります。マーシャルが回って注意すればスロープレーが解決する、あるいは緩和すると信じている人が多いことでしょう。確かに、これでかなりの緩和は見られますが、これは「尻ぬぐい」にすぎない・・・・・

【ゴルフのスロープレーについて解決編(11)】➡

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 【ゴルフのスロープレーについて(1)】
MBKパートナーズとアコーディア・ゴルフのコラボ(1)
【アコーディア・ゴルフのMBKパートナーズによる買収・実践編(1)】
【アコーディア・ゴルフのMBKパートナーズによる買収について(1)】