写真出典:http://lesson.golfdigest.co.jp/gear/catalogue/driver/gca000005952701.html
ゴルフ・ギアを購入する場合、ある程度の知識があればネットで仕様を合わせてくれるネット店舗も増えました。今回は松山選手が現在使っているキャロウエイ・グレートビッグバーサー(GBB)を例にとりながら、仕様の決め方を見ていきましょう。
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カスタムドライバーのグリップを選ぶ
グリップを過小評価して、デザインだけで選ぶ人もいますが、これは要注意です。フィーリングの点だけでなく、グリップによって全体のバランス調整やシャフトのフレックスも変化してきます。
■グリップは素材に注意!
グリップの場合、銘柄で注意するのは、まず材質です。
昔からあるのは、大きく分けるとコード入りと、コード無しがあります。コードが入っている場合は、しっかりした感触があるはずです。摩擦による減りは少ないようです。コード無しは、しっとりとした密着するフィーリングが得られます。現在ではいろいろな素材が出来ていますので試してみてください。
ゴルフプライドのツアーベルベットラバーはプロも愛用する定番です。大量に販売されていて、頻繁に交換する人には価格的にも手ごろで、フィーリングも良いです。また、よく知られたクラブメーカーも採用しているのは当たり前で、2014年世界4大メジャートーナメント使用率ナンバーワンです。後に交換するときも、仕様も色々あって、選択の幅があります。
↓↓↓松山英樹がトーナメントで使用するキャロウェイのグレートビッグバーサ。シャフトは、三菱レイヨンのFUBUKIのATでカスタムできます。グリップも「ツアーベルベットラバー」を選択することができますが、仕様の決め方については、以下の説明をよく読んでください。
■グリップ重量
グリップの重量を決めるのは、意外にも全体のバランスです。男性のクラブではD0~D4ぐらいが常識的数値ですが、いろいろな取り組みがあってD9ぐらいを試している人もいます。ジャンボ尾崎も一時試していたようです。
ゴルフクラブのバランスとは?ヘッド側が軽い方からA.B.C.D.Eの5段階に分かれ、さらに、それぞれの軽い方から0~9の10段階に分かれ、・・・C8、C9、D0、D1、D2、・・・のように表現されます。「ヘッドの利き具合」の目安になります。
ヘッドが効いていると重くなったように感じますが、シャフトも柔らかくなったのと同じになり、このバランス如何でシャフトのフレックス、トルクを見直すことが必要です。逆にシャフトが硬いと思ったらヘッドを利かして、他のクラブとのバランスをとることもできます。
平均すると、メーカーのクラブではシャフトが45インチであると、グリップが50gぐらいでしょう。シャフトの長さと求めるバランスで重量を選択することが必要です。
上記のネットショップで選択できる「ツアーベルベットラバー360」は、GBBのようは可変式クラブに対応したグリップで、調整してヘッドの向きが変化しても、構えた時に違和感のないようにデザインされており、重量も平均的な50gになっているので、最初はこれを標準にして考えていきましょう。
■グリップの太さ
基本的には、握りやすい太さを選択するのですが、この握りを軽視するのは禁物・・・・つづく
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