【豊洲問題は初めから存在しなかった(3)】判断ミスはない!

日記

東京都議会の百条委員会は続いていますが、初めから【豊洲問題】は存在してなかったと見てよいでしょう。違法性や不適切な石原慎太郎元都知事の判断があったとするなら、「築地市場の豊洲移転」の基本的判断の問題とは別に、工事請負契約の折の談合など、手続きの手法の問題であると言えます。

まして「汚い豊洲の土地を購入したことが不適格である」とする小池都知事の問題提起は「的外れ」いや、名誉棄損にもなりかねない「因縁」とも言えると感じます。


➡【豊洲問題は初めから存在しなかった(2)】安全と安心[2]

➡【豊洲問題は初めから存在しなかった(1)】安全と安心[1]

豊洲市場移転候補地を購入したのは問題なのか?

数十年の多数の関係者の議論を経て、「最適な候補地」とされた「豊洲」の土地の購入に問題はなかったのか?

①購入値段は高すぎたのか?

②土壌対策費は高すぎたのか?

問題と指摘されていたのは②ですが、「安心」を担保することの難しさは、小池都知事自身が移転を停止させたように、全ての人とはいかないことも確かです。しかし判断基準が間違っていたのでしょうか?


飲み水基準に達しなかったと言っても安全であり、ポンプで排水し続ける中で浄化に向かうであろうと専門家はみています。地上の安全が担保できるのであれば、小池都知事自身が「安全と安心」を混乱させてしまい、「不安」を掻き立ててしまったことを潔く反省して、安全が確保された豊洲に築地市場を移転することを進めるべき時です。

つまり「豊洲問題は小池都知事の作り出した妄想」と言えるのではないでしょうか? 妄想に駆り立てられた支持者たちには冷静になって、小池都知事が一生懸命に情報開示を進めてきたが、「安全と安心を取り違えて、石原慎太郎元東京都知事や関係者に迷惑をかけたことを謝罪して」行政の長として、「築地市場移転と言う行政課題を早く解決しよう」と進言すべきでしょう。むしろこれからの豊洲市場維持費用の黒字化をどのようにして進めるのかなど、新たな課題に取り組むべき時です。前任者のかなえられなかった問題点を引き継いで解決するのも、行政官としての知事の役割です。1知事で解決のつかない問題が多数存在するのが行政です。担当者が変わるたびに不備な点を否定し追及していては、誰も行政官をしなくなります。目指したが至らなかったことは、引き継ぐべきなのです。

小池百合子東京都知事の提唱した豊洲問題は元々存在せず、「安心」を人々から得ることの難しさを踏まえて、東京都は初めから丁寧に進める手法を学ぶべきです。

「誰の責任か・!」とすると収拾がつかない

幾度も書きますが、問題が起きたとき最初から「だれの責任か!?」とすると、めどが立たなくなるのです。これは管理技術の「イ・ロ・ハ」・・・・
【豊洲問題は初めから存在しなかった(4)】誰の責任か!

 

【豊洲問題から学ぶ(9)】「誰が?」ではなく「何が?」です[1]
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➡【豊洲移転白紙撤回が小池都知事の目的?(1)】結論ありきの情報操作?
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➡【豊洲市場問題、議会参考人招致(1)】石原慎太郎「喜んで応じる」
【豊洲問題から学ぶ(21)】処分しても終わらない[1]
【豊洲問題から学ぶ(19)】皆さん間違いです・!!
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【豊洲問題から学ぶ(14)】どんな不良なのか?
【豊洲問題から学ぶ(12)】社会の縮図[1]
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【豊洲市場問題から学ぶ(5)】石原慎太郎
【豊洲市場問題から学ぶ(2)】水はコンクリートの天敵[1]
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