テスラ・モータース時価総額は期待値、ビジネスモデルの収益性とマネーゲーム

日記

財経新聞 【マーケット】 http://www.zaikei.co.jp/article/20170623/379644.html
日本の株式市場にテスラ・モーターズのような企業が登場しない理由

❝米電気自動車メーカーのテスラ・モーターズ(以下、テスラ)は、時価総額(株価×発行済み総株式数)で、ゼネラル・モーターズ(GM)/フォード・モーター(フォード)を上回った。

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テスラ・モーターズの赤字の意味は?

2016年テスラ・モーターズの赤字は、7億7千万ドル余り、2015年の8億9千万ドル弱と比較して赤字幅を13%縮小している。累積赤字を増やしながら株式市場では、時価総額が自動車業界老舗のGMを上回った。しかし、2017年に黒字化することは難しい情勢で、それは投資家希望でありアメリカのベンチャーが育つ環境でもある。30億ドルぐらいの累積欠損など、どうでもない将来性を見越した動きでもある。


しかし、短期投資のファンド体質でビジネスモデルとして確立できるまで待てるのだろうか? ビジネスモデルとしてEVは世界の潮流になってきているが、燃料電池に比較すれば水素社会のインフラ整備はとつてもない投資が必要で、かつて「究極のエコカー」と各社が開発を競い合ったときがあったとは信じられないほど整備が遅れている。

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EV全盛時代になるには充電スタンドの整備が欠かせないが、水素スタンドに比較すればかなり普及は容易であると考えられる。テスラ・モーターズの現在の赤字は先行投資の位置づけで見られるが、長すぎる先行投資にならないのであろうか?

EVビジネスモデルはいつ成立するのであろうか?

投資家たちは、ビジネスモデルをよく理解していなくとも、テスラ・モーターズに投資を続けている。燃費規制の世界的傾向がEVに傾いている。さらに、中国政府の自動車産業掌握の政策がEV助成で、現在、日本と欧米の自動車産業が独占している世界の巨大市場を中国が牛耳ろうとする決意と見るべきであろう。

このような不確定のEV産業について、投資家は夢を追っている。ベンチャー企業を育てる環境は、つまりはビジネスモデルを認識できない投資家の本質を現してもいる。投資家は本来ビジネスモデルを育てる動きを取らなければならないが、儲かる投資先を求めているだけだ。

投資先を沢山持ち、1投資先が儲からないと早めに判断して引き上げるのも早い。それがマネーゲームだ。

 

テスラ・モーターズのビジネスモデルは、中国の小型安価なモデル生産で成り立つのであろうか? それとも高価なモデルが売れる中国市場になるのを見越しての投資であるのか? このあたりを見越したトヨタの戦略が準備されていることを願う。
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