日本伝統の藍染―Tシャツで藍染めを着る贅沢【3】

伝統の知恵・伝統工芸

日本伝統の藍染でも、最近は、現代ファッションに合ったアイテムが多数出てきています。藍染独特のさまざまなジャパンブルーを楽しんでみましょう。
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 藍染ファッションの魅力、効能とは?

藍染は古くから、肌に直接つける肌着としても使用されてきました。抗菌効果、抗炎症作用があるので、肌荒れや汗もを予防します。水虫にも効くといいます。

また、消臭効果もあるので、加齢臭や汗や皮脂から出る酸化臭の予防にもなります。防虫効果もあるので、外で仕事をする人、スポーツトレーニングをする人にもおすすめです。

そもそも藍は漢方薬にも使われていますので、その効果はお墨付きと言えます。素肌の身に着けるTシャツにはもってこいの染物です。

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・琉球藍染めのTシャツ


琉球藍とは、琉球王朝の時代から、沖縄北部の本部町伊豆味集落に伝わっている藍です。琉球織物の紅型(びんがた)にも使用されています。

 

・天然藍のTシャツ(化学染料を使わない天然藍で染めた穏やかだけど深みのあるブルー、絞り染め2種類)


天然藍とは、化学薬品を一切使わない天然藍灰汁醗酵建てによって染められた、風合いも良くて、環境にやさしい染物です。現在では、人工的に合成されたインディゴで染められるものが大半の中、天然藍で染められた製品は全体の数%ともいわれ、希少価値のあるものです。

 

・アバクロのTシャツ(インディゴ藍染)


アバクロとは、アウトドアスポーツ衣料品ブランドAbercrombie&Fitchの略。1892年創業で、ルーズベルトやケネディなども愛用したといわれており、最近では、ベッカム夫妻、ブリトニー・スピアーズが着用して、日本でも人気となりました。

 

・ラルフローレンのTシャツ(本藍染)

 

・琉球藍染めの半そでポロシャツ

琉球藍とは、琉球王朝の時代から、沖縄北部の本部町伊豆味集落に伝わっている藍です。琉球織物の紅型(びんがた)にも使用されています。

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天然染料の手染めであると、ひとつひとつ丁寧に染め上げます。手間もかかるのでそれなりのお値段ですが、耐久性もあるので価値があります。また、色落ちもする場合がありますが、天然染めの場合は肌に影響はありません。職人さんたちは毎日素手で染め上げています。ほかの物に色移りするのは、気をつけましょう。

また、本藍染と言われている中には、天然染めではないものも含まれています。天然染めの物を選びたいのであれば、日本の産地の物を選べば間違いは少ないと思います。(➜日本伝統の藍染―その産地【2】

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