ワインディングロード走行【箱根駅伝の山道を車で走る!】[3]

運転テクニックとは?

けっこう運転テクニックが必要な道がワインディングロード(山道)です。くねくねしていてアップダウンがある山道を上手く運転するにコツがあります。首都圏だったら年始に箱根駅伝が行われる箱根の山道で、ワインディングロード走行を練習するのがおすすめです。





ワインディングロード(山道)を車でドライブするのは大変楽しいですが、テレビ番組マツコが「夜の巷を徘徊する」で、トヨタと競演! 時速240kmがマツコを魅了!!【画像あり】 でご紹介しているラリーのマキネンや豊田章男社長がやっていたドリフト走行は日常の走行としては使えませんし、「大人の車学」としてはとてもお勧めできません。ドリフト走行は、舗装道路ではかえって遅くなってしまうのです。

そこで、日常に使えて燃費が良く、速い走り方を伝授してみたいと思います!

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アンダーステア、オーバーステアとは?

「この車はアンダーステア?それともオーバー?」と自分の車の走りの特徴を聞かれて「?」となってしまう人が今では多いのでしょうか。

それほど気にしなくても良くなったのが現代の車です。最近は、「ほとんどすべての市販車がアンダーステア」だからです。

でも例外があります。ポルシェ911です。

アンダーステア(understeer)またはアンダーステア傾向とは、通常レベルの直進安定性を持った自動車が、定常円旋回で一定の舵角のまま駆動力(速度)を上げていった際、前輪の接地摩擦力が遠心力に負け、車両が円の外側へ向く挙動を示すシャーシ特性を指す。または、一定の旋回を続けるのにハンドルを切る事が必要な状態などをさす。 特にモータースポーツではプッシュタイトとも呼ばれる。

アンダーステア傾向は、旋回時にオーバースピードであることを運転者に分からせるためには効果的であり、かつ、速度を落とし舵を切り足すなど、運転者の対処も容易となるため、一般向けの自動車設計では、弱アンダーステア傾向の特性とされている。

引用:
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%B3%E3%83%80%E3%83%BC%E3%82%B9%E3%83%86%E3%82%A2

 

なぜ、最近のクルマはアンダーステアが多いの?

一般的に、市販車が弱アンダーに仕上げられているのは、操縦性からいってアマチュアドライバーにとって安全だからです。一部の改造車ではドリフト走行をやりやすくするためにオーバーステアに仕上げているクルマがありますが、それは特殊なことです。

「アンダー、オーバー」とは「アンダーステア、オーバーステア」のことです。

・曲がろうとステアリング(ハンドル)を切ったとき、ハンドルを切ってもなかなか曲がらないのがアンダーステア
・ハンドルを切ったより余計に曲がるのをオーバーステア

と言っています。

アンダーステア、オーバーステアは、クルマの走行性能では大切なことで、そのクルマの操作性を決定づけます。

「車道をきれいにトレースできる」などと表現するのは「ニュートラルステア」のことで、ほぼ自分の狙ったように曲がっていく様を言っています。

でも、実際にニュートラルなハンドリングのクルマに出会うと、自分の感覚では「切り込みすぎ」(曲がり過ぎ)と感じるぐらいオーバーステアに感じるものです。

ほとんどの車がアンダーですので、「前輪が滑っているために、ハンドルを切り増ししている」状態なのです。

 

そして、それぞれの運転のクセはタイヤの減り方にも表れてきます

例えば、前輪のタイヤの外側が減ってくる人は、コーナリングスピードが割と速いのか、車のセッティングがアンダーが強いのか、どちらかと思って良いでしょう。

あまりないオーバーステアのクルマ

ほとんどすべてのドライバーが、オーバーステアの車を運転したことはないはずです。

唯一、市販車ではポルシェ911に乗ったことがある人は、オーバーステアを体感している人です。それも、コーナリングスピードがかなり速い人です。

なぜかと言えば、ポルシェ911は「RR」であるからです。

つまり、ポルシェ911は「リアエンジン・リアドライブ(RR)」で後ろに車重があるため、コーナリングすると「お尻を振る」挙動になります。それで、オーバーステアになるのです。

そのため、911ターボあたりから極端にリアタイヤが太くなってきて、前輪とはかなりの差があるようにして、後ろが滑らないようグリップ力を強くしています。

ポルシェ使い

昔からポルシェを乗れる人、ポルシェを操れる人を「ポルシェ使い」と言って特殊な技能と言われたぐらいでした。

つまりは、フォルクスワーゲンを基に作られたので・・・次は、ワインディングロード走行【箱根駅伝の山道を車で走る!】[4]