【ナイキのゴルフ用品撤退の事実(1)】ローリー・マキロイとタイガー・ウッズ~タイガーがナイキの代わりに使用するボールは?

アコーディア・ゴルフ

2016年5月にアディダスがテーラーメード(taylormadegolf)ブランド売却の方針を発表してから、すぐに8月にはナイキ(nike)がゴルフから撤退すると発表して、業界は激震しました。業界トップブランドが売りに出され、タイガー(Tiger Woods)、マキロイ((Rory McIlroy)などトッププレーヤーの所属するナイキが撤退したのです。そのため、タイガーウッズがナイキのボールの代わりに使用するボールを決めました。

写真出典:http://www.nike.com/jp/ja_jp/c/golf



↓↓↓タイガーウッズ、2015年8月以来の競技出場!! ナイキが撤退のため、クラブをいろいろ試しているようです。ボールはブリヂストンのB330Sに決定の模様。


【アコーディア・ゴルフ所有と運営の分離(1)】星野リゾートとAG[1]

縮小するゴルフ業界

市場が拡大している時の商売と、縮小しているときの商売は、経験した者でなければわからない苦しさがあります。

拡大基調の時、どれほどノウハウを習得したと思っても、いざ縮小に入ってみると市場が反応しなくなっていることを理解できないものです。売れないものを売る苦労は経験したことのないものには分らないものです。

ゴルフ業界は経済の拡大に乗って殿様商売を展開し、会員制ゴルフ場では保証金を返済しなければならない資金であることを忘れてしまいました。保証金を返済できなくなって倒産が始まったのですが、それでも不動産・建設業界は政治力があり、民事再生なる法律を作って、経営者の保護にあたりました。そのため民事再生に至っても保証金、預託金の所有者である会員に対して横柄なものです。借金を返さないのですから、土下座すべき時ですが、「でかい面」してます。

それでも償還を免れてしまうと、運営を続けられるゴルフ場が大多数で、どれほど「放漫経営」をやってきたのか、現在でも想像がつかないくらいです。縮小する市場での経営策をほとんど持たないゴルフ場が多いのですが、これからゴルフ人口が減り始める局面でも、案外のんびりしたものです。

むしろ、現在日本プロゴルフ協会を会長として率いる倉本昌弘プロのように、プロゴルファーの人たちが対策に乗り出している姿があり、ゴルファー掘り起こしに躍起になっています。メーカーと違ってプロゴルファーは逃げ出すわけにはいかないのです。

 

ナイキ撤退で、あのタイガーウッズが使用すると決めたボールは?

あの栄華を誇ったタイガーウッズでさえ、今はナイキ撤退のため、いろいろクラブを試しているといいます。ボールは、ブリヂストン「ツアーB330S」(飛んで止まるボール)に決定した模様です。この12月に、競技に復帰します。どんな姿を見せてくれるのか??

↓↓↓2020年現在、タイガーウッズはこちらのボールを使用しています。数量限定のタイガーウッズ・エディションが発売されました!!!

ブリヂストンのボール「ツアーB330X」は、日本のプロ宮里優作や宮本勝昌が使用。どちらかというと飛距離重視で打感が硬い。タイガーが選んだ「ツアーB330S」は米ツアーのマット・クーチャーなどが使用しており、どちらかというと打感が柔らかく、スピン性能が高いです。

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広告塔に頼り切り

ゴルフ業界はスター選手が出てくることを待ち望んできました。いえスター選手を広告塔に使うことしか、市場拡大の手段を思いつかない・・つづく

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