【アコーディア・ゴルフのEasy Golf(2)】歓迎すべき方向性

アコーディア・ゴルフ

「Easy Golf」まともな方向性ですね! 数年前、関東地方のレッスンプロたちとこの方向性をアコーディア・ゴルフに提案しようとしていました。残念でしたが、その当時はプロはAG経営陣のプロとのお付き合いのレベルで契約が成り立っており、中期事業計画の通り、ゴルフ市場に向かっていなかったので提案しても無駄と結論しました。

☚【アコーディア・ゴルフのEasy Golf(1)】歓迎すべき方向性


絶対的にパワー不足です

大変良い試みで大歓迎なのですが、成功するには圧倒的にパワー不足です。なぜなのかについては大きく2つの原因が考えられます。

一つは前記の「戦略的最重要事項との扱いになっていない」こと。

2つ目は「市場の掘り起し」は、「ライフスタイルに提案する」ことだと認識できていないこと。簡単に生活パターンを変えられるものではないことです。

この2つを解決しておかねばなりませんが、社長以下経営陣の考え方が変えられれば、簡単なことです。

まず「市場はお客様の心の中にある」ことを認識できるかです。株主の中に市場がないのは分るはずです。ビジネスモデルはゴルフ場運営です。

100を切れないゴルファーを支援

ゴルフを始めても100を切れないと続かないことは、パブリックゴルフ協会の試みの中で言われてきたことでした。そこで心あるレッスンプロ達は、コースデビューを含めて、マナーから教えてデビュー後もサポートし続ける試みをしてきています。成果も出ているのですが、私が知る限り、努力し始めて10年の歳月が過ぎています。環境に恵まれないゴルファーの支援、特に女性ゴルファーの支援に実績を出し始めています。これらをAGが組織的に行うことで前進が10倍早くなると期待しています。

しかし、イベントの設定条件が不足です。今の計画では同じように長い年月がかかります。オリンピックまでをきっかけに、前進できる方法論が必要です。

ゴルフを始めるきっかけの提案がない

現在の計画はよく考えたのでしょうが、在来の広告代理店などの先導なのでしょう。「市場の掘り起し」には絶対的にパワー不足です・・・・

【アコーディア・ゴルフのEasy Golf(3)】歓迎すべき方向性➡

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