【ゴルフのスロープレーについて解決編(18)】MBKパートナーズの狙い

アコーディア・ゴルフ

アコーディア・ゴルフ(AG)の社員には、他のセミナーのついででしたが、スロープレーについて、データで検証する方法を示しておきました。MBKパートナーズのこれから改善に臨むキーポイントになる項目です。

株式会社アコーディア・ゴルフ株券等(証券コード:2131)に対する 公開買付けの開始に関するお知らせの中で田代裕子AG社長は次のように語っています。

引用出典:http://www.accordiagolf.co.jp/pdf/161129-1.pdf

❝コース混雑の緩和に向けた最新のカートの導入、 混雑の科学的な原因分析及びコース改造等の施策の実施❞

☚【ゴルフのスロープレーについて解決編(17)】
【ゴルフのスロープレーについて解決編(1)】



「実現すべき世界」

知恵の輪サイト/ゴルフ場評価/館山カントリークラブ/で良い事例がありましたので、紹介しておきます。

館山カントリークラブのGDO予約サイト口コミ。
引用出典:http://reserve.golfdigest.co.jp/golf-course/calendar/353104

「前の組が全員初心者のようで、そのくせ男性が女性にレッスンをはじめ、2ホール以上空けた。マーシャルを出動させて下さい」とあります。

この事例は「純粋にスロープレーの問題」で「詰め込み過ぎ」と区別すべきです。これはゴルファーのマナーの問題でコース側としては手が届きにくいと感じていることでしょう。このコースでも「放置」しているようです。

これが「管理レベル」の問題で、このスロープレーをなくす方策は、マーシャルだけではありません。むしろマーシャルは最後の手段です。

原因としては「マナーが悪いゴルファー」で、①「マナーを知らない」②「マナーを無視している」のどちらかです。この手のゴルファーに対しては「マナーを知らない」のであれば、「事前に知らせる、教育する」方策が必要です。

レッスンの在り方から始まるのですが、会員制クラブでは、「ビジターも含めてマナーを心得た人しかコースに入れない」のが前提でした。しかし、これを見定めて会員資格とすることが前提でしたが、そもそも資格審査が出来ていなかったのが日本のゴルフ場です。

太平洋クラブの民事再生の折、現太平洋クラブ理事長グループが取った言動は「会員資格を疑われる言動」でした。しかし、これがゴルファーのレベルとしては常識的となってしまっており、これを排除してはゴルフ場は1割ほどしか生き残れないのではないかと懸念されます。この現実に向き合わねばゴルフ業界が成り立ちません。

そこでレッスンのありかた、予約サイトでの募集の仕方、受付でのコメント、スタート前のコメント、コース案内の仕方、GPS装置の導入、GPS装置の監視体制、マーシャルの配置、マーシャルなど人材の採用基準、教育体制、マーシャルのコメント内容、トラブル対処体制など、全てのストーリーの整備が必要で、実質的にゴルフ場経営体制のすべてを整備しコースの命運を掛けないと、出来ないことです。

この事例を日常業務体制で解決できる必要性があり、ゴルフ場の管理レベルは大変高度であることが要求されているようです。それはゴルフプレーは、イギリス貴族の遊びで、社交場でしたので少なくとも表面上は高いモラル、礼儀作法が必要とされてきた経緯があり、ゴルフプレーそのものが、礼儀作法を基本とした「性善説」に乗っ取って成り立つ競技だからです。

このコース(館山カントリークラブはこのスローペースを「日常業務体制」で解決できるレベルとするか否かを、管理技術のレベルとコストとの兼ね合い、コースのつくりとの兼ね合い、起きる頻度、その影響の程度などから判断しなければなりません。現在の放置はいけません。

星野リゾートの星野社長に疑問を投げかけたのが、このレベルの話です。星野リゾートでは明確な基準を持っており、人員のレベルも意図して決めているのですが、その基準は星野社長の「勘」とも言える内容でした。経営者・管理者はいつもこのレベルの設定を意識しながら管理を行う必要があります。

アコーディア・ゴルフもこの管理技術とコストとの兼ね合いを判断することが、田代社長以下の現経営陣に求められているのです。管理技術を理解することから始めるしかないですよ。

➡【アコーディア・ゴルフに関するMBKパートナーズの取り組み(1)】

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 【ゴルフのスロープレーについて(1)】
【ゴルフのスロープレーについて解決編(1)】
MBKパートナーズとアコーディア・ゴルフのコラボ(1)
【アコーディア・ゴルフのMBKパートナーズによる買収・実践編(1)】
【アコーディア・ゴルフのMBKパートナーズによる買収について(1)】