【トランプ大統領・安倍首相、日米首脳会談(7)】日本の防衛

トランプ・アメリカ大統領

ゴルフ会談が大きな意味を今回は持っていたことは確実です。その意味は「2人だけの時間」が長かったことです。仮にトランプ大統領に「アスペルガー症候群による自己愛性人格障害」がみられるとすると、あの歓待は「演技性人格障害」の表れと見ることが出来ます。

すると2人での人間関係に関してはトランプ大統領は「得意」とするところで、2人の間では「演技」して相手に合わせてきます。それで懐柔して自分のペースに持ち込むことが得意なのです。

朝日新聞 DIGITAL
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日米首脳会談

➡【トランプ大統領・安倍首相、日米首脳会談(6)】演技性人格障害


日本の防衛

尖閣諸島の防衛に関しても日米安保条約の適応範囲内と明記したことは、日本の安倍首相にとっては100%の成果でしょうが、トランプ大統領にとっての意味合いは「安倍首相が現在のお気に入り」であることだけです。騒乱が起きたとき、そのとき人間関係が良ければ約束を守るのであり、人間関係が崩れていれば「約束を反故にする」可能性があるのです。


物事を客観的に多角的に捉えられないので、価値判断は極めて稚拙で「人間関係」で判断し、それも「感覚論」であり、単に「好き・嫌い」で判断してしまいます。でも本人は自分の判断基準を客観的に捉えることが出来ず苦しみます。「裏切られた」と自分の気に入らないことを言動する人に感じてしまうのです。

首を切った前司法省長官代理の言動に対する理解がそれを示しています。司法の裁判官に対しても「自分は国の安全を考えているのに、とんでもない」と本気で受け止めているのです。

安倍首相がトランプ大統領の言動を批判せず、自分のやりたいことを助けてくれる、と言うより「自分の言う通りに動いている」ので「すごくフレンドリー」に感じているのであり、中身を認識できているのではないのです。その意味で日本の政府スタッフ、安倍首相は「よく勉強している」と感じます。トランプ大統領のような人格には、「抱き着く」のが最良の付き合い方で、問題を副総理・副大統領におろしたことは安倍首相の「名案」と言える処置です。ずいぶんと精神医学、脳科学者と策を練ったのでしょう。

FTA・TPPの問題

トランプ大統領は多数での議論・調整は出来ないでしょう。個別に会談していっても、複数に渡ってくると矛盾してしまいます。そこを自覚しているのでTPPを嫌っているのです。「嫌い」とはトランプ大統領にとって「悪」・・・【トランプ大統領・安倍首相、日米首脳会談(8)】FTA・TPPの問題

➡【トランプ大統領・安倍首相、日米首脳会談(1)】良く研究した日本側
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➡【トランプ大統領・司法にかみつく(1)】裁判官を非難
【トランプ大統領 入国制限・入国拒否(1)】アスペルガー症候群の自己愛性人格障害?
【トランプアメリカ大統領の政策を支持】アメリカ国民にとっての正義[1]
【トランプ次期大統領・利益相反問題(1)】