【北朝鮮・金正恩とアメリカ・トランプ大統領は戦うことになる?(2)】

トランプ・アメリカ大統領

トランプ大統領は精神科医が自己愛性人格障害とみなしています。一方で、幹部の粛清など、やはり自己愛性人格障害でなければ躊躇してしまう行いをしているのが金正恩です。ロシアのプーチン大統領もまた、政敵を次々に殺害していると噂される人物です。日本の安倍首相にも噂があります。

確かにバランスの取れた精神で他人の立場を重んじることが出来る人では、強力なリーダーシップは取れないでしょう。歴史上の人物でも多くのリーダーが自己愛性人格障害と考えられています。

【北朝鮮金正恩とアメリカトランプ大統領は戦うことになる?(1)】


両軍の訓練画像から見える戦力差

米韓軍事演習と北朝鮮砲撃訓練の画像を見ると、通常兵器の優劣は歴然としています。

北朝鮮の戦車を見ると1960年代のソ連製のものです。韓国軍の戦車は「行進間射撃」つまり走行しながら射撃していました。北朝鮮の戦車は行進間射撃では、事実上狙いが定まらず目標に当たりません。


北朝鮮の砲撃は激しいものでしたが、弾道レーダーなどが見当たりません。攻撃機からの爆撃も北朝鮮は年代物の戦闘機爆撃機で、爆弾も無誘導で着弾は確認できませんが落下しながらばらついていきます。一方F-15戦闘爆撃機による爆撃は、誘導されており着弾が数メートルの範囲でありましょう。また韓国軍の戦闘車両には防空レーダーを装備した対空戦車と呼ばれるものもあり、武装ヘリなどにとっては大敵であるはずです。全体に火器管制システムが米韓連合軍が圧倒的に進歩しており、正面から戦闘すれば北朝鮮軍は、イラク戦争でイラク軍が戦車戦でアメリカ軍から「虐殺」とも思われる一方的な劣勢状態に立たされたと同じようになると言えます。

無差別爆撃・砲撃

しかし、ここで注意が必要なのが「無差別爆撃・砲撃」の場面になると、無誘導でも精密誘導でも戦力差が出ないことです。ソウル砲撃は、この無差別砲撃で「火の海にする」と北朝鮮が言う通りピンポイント砲撃の必要がありません。それを知っている北朝鮮はアメリカ軍の攻撃が始まれば、まず4~5,000問と言われる火砲で反撃すると1時間も経たないうちにソウルは火の海になります。これには北朝鮮の年代物の火砲がハンディになることはありません。これに「どのように対処できるのか?」がひょっとすると戦争に至るのか否かのポイントとなることも考えられます。少なくともミサイル発射基と共に2つのポイントの1つでありましょう。

トランプの誤算

「無敵艦隊」などと自慢している場合ではなく、対艦弾道弾などでカール・ビンソンを失うことにならないようアメリカ軍は油断しないことです

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