執筆当時、2017モデルが出たばかりで口コミがなかったので、 2007年モデルの評判を見ておきます。
2007年モデルGT-Rのインテリア
2007年モデルGT-Rのエクステリア・ボティーカラーに続いて、インテリアの口コミを見てみましょう。これもエクステリア同様、デザイン的には不評が多いようです。
見た目では、「プラスティッキーで安っぽいし、ダサい」という声があります。
実用的な面では、
などがあります。
ただ、皆さんこの車、GT-Rにはエンジン性能、走行性能を求めているのであって、そんなの、つまりエクステリアやインテリアについて声を大にして言うことはないとちゃんとわかっているようです。
でも、使いやすさについては良いところもあって、
と言っています。
2017年式モデルGT-Rのインテリア
出典:http://www.nissan.co.jp/GT-R/interior.html
知恵の輪サイト【筆者の意見】
そもそもGT-Rは、どんな車でしょうか。
そう、実用車ではありません。その証拠に、初代スカイラインGT-Rは、ヒーターはあってもクーラーは取り付けられず、パワーハンドルもパワーブレーキもない車でした。
むしろ、GT-Rマニアは後部シートを外し、ドア内装パネルを剥がし、フロアマットも剥がして、中にはダッシュボードも剥がして薄いビニールシートで貼っている人もいました。つまり、レース仕様にしちゃうのです。
ポルシェのレーシングバージョンにも、ドアハンドルの標準がひもであったのもありました。
そういうのがが、レーシング・ホモロゲーション用車両なのです。
そんな時代のGT-Rを知っている者としては、最近のGT-Rにこれでもかと言うくらい豪華装備がついているのにビックリしているくらいなんです。
時代がGTーRに実用車の機能を求めているのでしょうが、それはやはり、GT-Rらしくそこそこでよいと私は思います。
2007年モデルGT-Rのエンジン性能・走行性能
2017年モデルGT-R・エンジン
出典:http://www.nissan.co.jp/GT-R/performance_power.html
VR38DETT型 3.8L V6 ツインターボエンジン
GT-Rの伝統は、他の車と一緒にラインで混流生産される量産車であることですが、エンジンだけは横浜工場で手作りされます。
2007年モデルGT-Rのエンジン。これはやはり、口コミを見ても一目置かれる存在のようです。
有り余るエンジンパワー、
吹け上がりも良くて甲高い音も良い、
市販車でレーシングカーを感じることができる車です。
フェラーリV8のようなアイドリングという人もいます。
走行性能でも、
大人4人乗りの高速走行、
アクセル半開くらいで公には言えないほど?スピードが出ていた、
怖いくらいの加速
と言っています。調子に乗って、べた踏みを試した人もいます。
ただ、2500回転あたりのエンジンのこもり音を気にしている人もいます。日産では、300km/hくらいでも車内で話が出来るとアピールしているらしいですが、口コミによると100-120km/hあたりで車内での会話がしづらいようです。インパネや後方からの車内のビビリ音もあるようです。
しかし、これはやはり高速走行用の車なので、日常一般道の使用には厳しいものがあるようです。口コミからは、2007年GT-Rオーナーはサーキット経験者が多いと見受けられます。
なので、日常用に購入したユーザーは、あこがれて買ったけれども扱いきれなくて手放したという人もいます。
2017年モデル・コンビメータ
(最高速に注目)メーターの針が真上を向いた付近が常用範囲で、タコメーターで5,000回転、スピードメーターで280km/hを想定しています。
出典:http://www.nissan.co.jp/GT-R/performance_cockpit.html
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走行性能についての引用/価格.com:ニュルブルクリンク症候群に侵された車は、跳ねまくる劣悪な乗り心地とワンダリングにより、結果的に公道ではKカーより遅い場合も多い。この車はサーキットの路面で速く走れても99.9%は公道を走るのだから公道で楽しくなければ意味が無い…http://review.kakaku.com/review/70100310644/#tab
知恵の輪サイト【筆者の意見】
上記口コミにある通り、2007年モデルGT-Rで公道を走るのであれば、タイヤを205/65ぐらいに落として、セダン用あるいは、ミニバン用の銘柄にして、全天候タイヤに履き替えれば、実用性が出るかもしれません…。
でも…そんなことを求めるのなら、2007年モデルGT-Rに乗らないことをおすすめします!
この車は、サーキットまで日常用のタイヤで走り、レース用タイヤに履き替えてサーキット走行を楽しむぐらいに考えるとよいでしょう。それが、この車の本望でしょう!
なお、そうした場合タイヤを載せたサービスカーを従えてサーキットまで走るのは言うまでもありません。おすすめはトレーラーで運ぶことです。
【NISSAN GT-R物語(17)】GT-R 2017年 口コミ![3]➡