DeNAのキュレーションメディアのモラルのない運営基準が、やっと社会問題と捉えられるようになりました。以前からこれらのサイト運営に関する問題が指摘されていましたが、彼らの内情を少しばかり情報を得ていましたので、レポートしておきます。
lキュレーションメディアそのものについては以下の記事にしておきましたのでご覧になっておいてください。
【検索エンジンの落とし穴(1)】キュレーションメディアDeNAの不覚[1]➡
【検索エンジンの落とし穴(2)】キュレーションメディアDeNAの不覚[2]➡
☚【DeNAキュレーション・メディア・ライターの世界(1)】
クラウドワークス・Lancersの場合
問題になっているように、「全く内容には興味を持っていない」ようです。ですから同じサイト内でも記事のレベルには、「プロ級と子供向け」と言った様相でバラつきが激しいのが通常です。
求人サイトは2割を手数料料金として徴収し、発注側と受注側のトラブルは感知しないとの姿勢です。しかし、現実に詐欺行為ではないかとの発注者もいて要注意です。手口は電話をくれと言って電話番号を集めて、名簿屋に売る手口。1文字2円程度の単価を餌にして、テストと称して0.2円程度で記事を書かせ、テスト記事は引き取り、その後は発注しない手口など、殆ど管理していないような状態です。
Lancersの子会社と名乗るサイトで「1文字1円で写真の収集は不要である」との条件が示されたので、3,000文字書くだけならば30分程度ですので受けてみたところ、驚くばかりの非常識な世界でした。
まず募集に返事して2週間近く回答もなく「無礼な奴」と事務能力に疑問を持っていたところ、突然仕事にかかってくれとのこと、「内容の打ち合わせは?」と問いかけると「キーワードだけ」。質問すると「だまれ」と言ってきました。「キーワードは小規模店舗の出店の参考になる内容」でしたので、私はいかようにも書けるのですが、編集者が素人でモラルがないため「店舗出店の夢を語ってほしい」ようでした。それは出来る相談ではなく、脱サラで一家離散、自殺に追い込まれるケースも多々あり、「大多数は事実上の失敗であるのが現実である」と知らせると、「前向きの内容でなければならない」との強い要請でした。
社会的責任を認識できていない幼子の世界
さらに「小規模店舗のオーナーはネットのスキルが低いので中学生でも分るように書いてくれ」との指示が出てきました。これは看過できないと「分りやすく書くのは良いとして、差別用語を使うな」と叱りました。
【DeNAキュレーション・メディア・ライターの世界(3)】➡