【あ・うんのゴルフ4スタンス理論を解釈する(32)】伸びたり縮んだり[2]

伸びたり縮んたりって何のこと？それは4スタンス理論ゴルフの4つのタイプでは、「伸びるAタイプ」と「縮むBタイプ」に分けることが出来るからです。一方で、体を平行（パラレル）に使うタイプ「A2・B1」と体をクロスに使うタイプ「A1・B2」に分けることもできます。

➡【あ・うんのゴルフ(4スタンス理論)を解釈する(31)】伸びたり縮んだり[1]

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伸びるタイプ、A1とA2

4スタンス理論の中で、A1はA2タイプと同じく「伸びるタイプ」です。

A1タイプの代表格は、現在では松山英樹プロと石川遼プロでしょう。

A2と同じく、バックスイングでは（右利きの場合）右肩を引き上げるように使い、ダウンスイングでは左肩を引き上げるように使います。つまり、バックスイングでもダウンスイングでも伸びるAタイプです。

では、A1とA2の違うところは、どこでしょう？

A2は、右肩を引き上げるとき右半身を伸ばします（パラレル）。右ひざと右肩の距離を伸ばすように体を使うのです。それに対してA1は、左ひざと右肩を引き伸ばすように使います。つまりクロスに引き伸ばすのです。4スタンス理論のもう1方の指標であるクロスタイプの証拠です。

そのため体重移動は大きく、石川遼のアドレスを見れば分るように、スタンス幅が広くなります。ダイナミックな体の使い方で美しいのが特徴です。

ちょっとYouTube動画で見てみましょう！

↓↓↓スローモーションですが、石川遼プロはスタンス幅が広い方ですね。でもきれいなスイングです！

↓↓↓でも、松山英樹プロの方がスタンス幅が広いか？？？フィニッシュでは、Aタイプらしく伸びてます！！！

打ちに行くタイミングの違い　A1・A2そしてB2

松山英樹プロや石川遼プロのようなA1タイプは、バックスイングからトップを過ぎて、肘がみぞおちのあたりまでは、我慢して打ちに行ってはなりません。

4スタンス理論で言うA1のクロスタイプはA2のパラレルタイプと違って、体をクロスに使い引き上げていきます。A2の場合は手が肩の高さから打ちに行ってもスイング軌道からヘッドが前に出ないですが、A1の場合は両肘がみぞおち位にまで落ちてくるのを待って打ちに行けば、軌道がずれないようです。

A1タイプは、A2に比べてダウンスイングで右肩が出ないように注意する必要があります。

私のようなあまりカッコよくないB2タイプは、打ちに行くタイミングをもっと待たないと、ヘッドが前に出てしまいます。ダウンで右肩を左股関節のあたりに近づけようと、体を折りたたむような使い方です。つまり、BタイプはAタイプと違って『縮む」ので、B2の厄介な癖です。かっこいいA2がうらやましく感じますね。

これが、タイトルにある「伸びたり縮んだり」の所以です…。

4スタンス理論によると【Aタイプは伸びる、Bタイプは縮む】のです。

縮むタイプのB1

4スタンス理論で、B1タイプの代表格のプロゴルファーは「あ・うんのゴルフ」の創始者・横田真一プロです。他に、大御所である青木功プロは見るからにB1です。総じてタイプが分かりやすいのは、古いプロ・・・・➡【あ・うんのゴルフ(4スタンス理論)を解釈する(33)】伸びたり縮んだり[3]