【あ・うんのゴルフ4スタンス理論を解釈する(40)】ジャンボ尾崎の右手打ち[1]

ゴルフ・スイング理論

月刊ゴルフダイジェストの2017年4月号で久しぶりにジャンボ尾崎の記事を見ました! この記事でジャンボはアイアンでは「左手リードになり過ぎないようにして右手スナップで打て!」と言っています。これは「4スタンス理論」ではB2・B1の右半身で打つ意識に適合しています。ジャンボももう70歳。加齢により体をねじることがつらくなってきたとき、ヘッドスピードが落ちてくるし、無理に捻転するために腰・足が動きすぎてミート率も急に下がります。

あ・うんのゴルフ4スタンス理論を解釈する(39)】三角形の位置で3m/s差




ジャンボならではのB2タイプの右手打ちとは?

↓↓↓ジャンボ尾崎の記事が載っています。

 

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ジャンボの言っていることは明快で、「左腕リード」を意識していると左肩が開いてこすり球になったり、引っ掛けることになってしまいます。

それはバックスイングで十分に捻転しないまま打ちに行くことと同じになり、左腕リードを若い時と同じように意識すると、左肩がバックスイングの時十分入っていない分、インパクトで左肩が開きすぎてしまうのかもしれません。

そこで右手のタメを使い、つまりジャンボの説明では「右手首のスナップ」で右手を押し込むように打ちに行くのだそうです。「B2ならではの右半身打ち」で右手を押し込むようにしてインパクトゾーンを長く取り、手打ちにならないようにしているのでしょう。

これで、タメを強くしながらインパクトゾーンを長く取れて、引っ掛け等のミスを少なくしているようです。これだとヘッドスピードの高く保てて、飛距離も確保できるでしょう。

 

さっそく試してみよう!

これは、ジャンボと同じ年代の年寄りには耳よりの話!(^^)!ですので、早速練習場で試してみます。「アイアン限定」の打法とジャンボが言っていますので…

まずはアイアンから。

左リードの感覚を制御してみるのですが、バックスイングで肩の入りが甘くなってしまいます。それに構わず、B2タイプの特徴である後ろ体重気味にクラブを肩に担ぐようにして、タメを強くするイメージでヘッドを遅らせて右半身を押し込むイメージを持ってみます。

なるほど!? 楽にヘッドを走らせることが出来るのですが、左リードを意識しないことでチーピン(汗)になります。

当たらない! 続いてダフリます! 回転が止まってしまうようです(汗、汗)。

どうにもならないので、グリップをゆるゆるにして、肩の入りは十分でなくても体がきつくならない程度でねじるのをやめて、グリップゆるゆるのままターンをします。しかしダフル、ダフルどうにもなりません(泣)!!!

 

あっ忘れていた!「右手を使え」

いい加減いやになってきたところで、ジャンボは何を言っているのかと、一休みしながら考え直します。「左手リードを意識することなく、右半身で打つ」ではなく「左手リードと同時に右手を押し込める」・・・➡【あ・うんのゴルフ4スタンス理論を解釈する(41)】ジャンボの右手打ち[2]

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